長谷寺の12月4日付けのWebページに「紅葉状況 見頃を迎えています」と告知されていたので、12月5日に訪れてみました。
長谷寺のごく近所に高徳院(鎌倉大仏)があるので、そちらも久しぶりに拝観しました。
きれいな紅葉を見たいと思っている人は、行くには早すぎるのか、あるいは遅きに失しているのか気になるところだと思いますので、今日見てきた長谷寺と高徳院の様子をお伝えしたいと思います。
目 次
長谷寺の紅葉
紅葉シーズンだからだと思いますが、「鎌倉観光混雑マップ」によると、朝10時を過ぎると平日でも観光スポットには人が増えだすようです。
https://www.konzatsu-kamakura.jp/?id=3
混雑でゆっくり楽しめないのは嫌なので、電動アシスト自転車で早めに出かけ、長谷寺に着いたのは8時15分位でした(長谷寺の拝観開始時間は8時です)。
広い境内には、私の他には2,3組の拝観者しかおらず、ゴージャスな紅葉の景色を独り占めしているような贅沢な気分を味わえました。
長谷寺の開創は奈良時代の天平八(736)年と言われていて、鎌倉では杉本寺に次いで古い寺とされています。
また一年を通して様々な花が楽しめる「花の寺」として親しまれ、特にアジサイの名所としても知られています。
前回、長谷寺を訪れたのは今年の5月末で、新緑が美しいころでした。
今回は紅葉が見頃で美しかったですが、さすが「花の寺」でお花も楽しめました。
次の短い動画は長谷寺の境内の様子です。
朝早いのでご覧の通り、殆ど人がおらず貸し切りのロケみたいでした(笑)。
紅葉の様子の写真も何枚か載せたいと思います。
また、多くの種類の可憐な花も目を楽しませてくれました。
高徳院(鎌倉大仏)の紅葉
長谷寺から約5分の高徳院に着いたのは、8時50分位でした。
朝早いのでここも殆ど観光客はいませんでしたが、私以外は全員、外国人のようでした。
なお、高徳院(鎌倉大仏)の拝観開始時間は8時です。
次の写真のように、仁王門の奥に紅葉が見られます。
高徳院は何年も来ていませんでしたが、久しぶりに見る大仏はやはり迫力がありました。
高さ(座長)は11.31m、台座も含めると13.35mあります。
大仏は仏像としては鎌倉で唯一の国宝に指定されています。
造られた当時の姿をほぼ保っているけれども、1252年に鋳造が開始されたということ以外はよく分かっていないというミステリアスな大仏です。
大仏の脇にある受付で50円払い、大仏の胎内めぐりをしました。
コロナ禍の頃は、胎内めぐりは中止され、今年の夏の猛暑の時期も危険ということで中止されていました。
次の写真は内側から大仏様の頭部を見たところです。
子供のときに入った記憶がぼんやりとあるのですが、今回は「あれっ?こんなに狭かった?」という驚きが一番でした。
大仏に向かって右側にある大きなイチョウの木が色づいていました。
大仏の手前では紅葉している木はちらほらとしかありませんでしたが、後ろ側の観月堂付近には沢山の紅葉が見られました。
そのときの動画が次です。
高徳院の境内にある売店で木刀が売られていました。
今から半世紀以上も前、私が中学生のときに京都へ修学旅行に行った際、木刀を買ったのですが、今の修学旅行の生徒にも人気だと聞いて笑ってしまいました。
見頃と聞いたとおりの綺麗な紅葉を見ることができ、癒されました。
次の写真は帰り道に見た富士山と江の島です。
また、近いうちに他のところの紅葉も見に行きたいと思います。
次の記事に書きましたが、鎌倉は場所によって紅葉の時期がずれます。
例えば、鎌倉二階堂の方にある瑞泉寺は12月下旬でも紅葉を見ることができます。