首都圏で石拾いするなら立石海岸が一番!という声が多いので、ずっと気になっていました。
そこで快晴の日にサイクリングがてら行ってみました。
自宅から片道約20kmのサイクリングでした。
実際、その高い評判どおりで、石拾いを楽しめるだけでなく、周りの景色が非常に綺麗なところでした。
ただ、初めて行ったので、海岸へ降りる道を見つけるのに戸惑いました。
その案内も含めて、石拾いの結果を紹介したいと思います。
目 次
立石海岸ってどこ?
横須賀市秋谷にあり、地図ではここが立石海岸の場所です。
次の写真のように、立石は立石公園の前に突き出ている小島というか巨岩です。
(横須賀市のWebページ: https://www.cocoyoko.net/spot/akiya-beach.html )
石碑には「かながわの景勝50選」とあります。
青い空と海、松の木の背景と相まって本当に綺麗な景色です。
雲が無ければ富士山も見えるそうです。
以前、石拾いに行った大磯や二宮、小田原の海岸とは違い、ゴツゴツした大きな岩が沢山あります。
短いですが、動画を付けました。
また、立石公園から岩場に降りた先に、「梵天の鼻」という小島があります(次のgoogle航空写真を参照)。
立石海岸から見晴台まで遊歩道があり、歩いてみました。
次はそのときの動画です。
後で調べたら、梵天の鼻は磯釣りをする人に人気だそうで、写真のように沢山の釣り人がいました。
この風光明媚な景色を眺めるためだけでも、行く価値があります。
駐輪できる場所
私のように自転車で行きたい人のために、自転車を停められる場所をお知らせします。
次の航空写真のように、この辺りでは二か所あり、立石公園の中、あるいは県立立石駐車場です。
この駐車場は車も二輪車も無料です。
県立立石駐車場には、南東の隅の方に駐輪場と標識が立っている場所があり、そこに自転車を置けます(次の写真)。
なお、県立立石駐車場の中にWCもあります(次の写真)。
自販機もありそうな雰囲気だったので探してみましたが、結局、見当たりませんでした。
石拾いに来る際は、飲み物を事前に用意して来た方が良いと思います。
海岸への降り方はちょっと分かりにくい
どこから浜に降りれるのか分からず、グルグルと同じ所を歩き回ってしまいました。
目立たないところにあるので、初めて来た人は私のように戸惑うと思いますので、地図を付けました(次の航空写真)。
地図に書き込んだように、海岸へ降りる階段は①と②の二ヵ所あります。
次の写真が①の階段で、県立立石駐車場への入口道路の脇にあります。
「えっ、こんなところに階段が?!」と思うような幅の狭い階段で、初め、排水溝でもあるのかと気が付きませんでした。
次の写真は、②の立石公園の隅にある海岸への階段です。
「梵天の鼻」の方に行きたい場合は、こちらの方が近道です。
この階段もうっかり見過ごしてしまいそうな細い道です。
石拾いの浜は大きく三ヵ所
立石付近の浜は、次のように大きく三つに分けることができます(次の航空写真地図を参照)。
- Aは梵天の鼻の北側にある小さな浜です。
- Bは「梵天の鼻」と「秋谷の立石」の間の小さな浜で、ここが立石海岸です。
- Cは県立立石駐車場の南に広がる秋谷海岸です。
各エリアの様子を短い動画にしました。
まず、「Aエリア:梵天の鼻の北側」の動画です。
こじんまりした海岸ですが、多くの石がありました。
次は「Bエリア:立石海岸」の動画です。
こちらは、少し砂浜が多いです。
最後は「Cエリア:秋谷海岸」の動画です。
一見、砂浜が続いているようですが、よく見ると、ところどころに石が集まっているところがあります。
石拾いの結果
先ほどのA、B、Cの三つのエリアを全部、散策してみました。
今回、活躍したのは滑らない靴です。
以前、石拾いをしていたときに、濡れた岩場で足を滑らせてしまい、両膝から血が出るケガをしました。
周りに若い女性が数人いて、「大丈夫ですか?」と声をかけられ、膝が痛いことよりも、恥ずかしい気持ちで一杯になりました。
これに懲りて購入したのが、この滑らないことで有名な「ハイパーVシリーズ」の靴です。
これは、本当にしっかりと磯の岩や滑りやすい路面をグリップしてくれ、履いていると安心感が全然違います。
この「ハイパーV」の靴は、私の大好きなTV番組「それって実際どうなの課」でも紹介されていました。
博多華丸・大吉が油を塗ったステンレスの斜面で検証していましたが、その特殊な靴底で全然滑りませんでした。
石探しですが、一見、砂浜のように見えるところが多く、大磯などの過去に行ったところは、全面、玉石に覆われた海岸だったので、初めはうまく拾えるのか心配になりました。
しかし、よく観察すると、ところどころ吹き溜まりのように、石が集まっていました。
そのような場所の例が次の写真です。
以前に行った大磯や二宮、小田原の海岸と違って石の種類が多いです。
また、貝殻やシーグラス、タイル、海藻なども落ちていて、ビーチコーミングに人気がある理由が分かりました。
写真をもう一枚。
次の写真が拾った石や貝などです。
様々な色や模様、大きさのものを拾えて満足しました。
半透明でわらび餅っぽい色のものは、カルセドニーかもしれないと思いました。
詳しく調べたいと思います。
シーグラスもちょっと期待していたのですが、今回、これというものは見つかりませんでした。
お気に入りの石を見つけやすかったのは、Aの梵天の鼻の北側の小さな浜でした。
また立石海岸の隣、南側に広がる秋谷海岸も石を拾えることが分かりました。
せっかく行くのなら、秋谷海岸も訪れるといいと思います。
石拾いをしたときは干潮と満潮の中間の時でした。
干潮の方がもっと石拾いには適しているでしょうし、荒波や強い風雨の後の浜の様子はまた変わります。
次回もまた何か面白い石が拾えるのではないかと期待を持たせてくれる浜でした。
今後もちょくちょく訪れたいと思います。