BESV JR1というe-bikeの左クランクのペダル・ネジ穴をなめてしまったことを以前、記事に書きました。
原因は、サイクリングのコースによってSPDペダルとフラットペダルを使い分けるためにペダル交換をする際、何度か無理にねじこんでしまったことでした。
その結果、ついにネジ穴をつぶしてしまいました。
そのときは強力な金属接着剤でペダルをクランクのネジ穴に接着するという解決策をとりました。
当初は、ダンシングしても凸凹道を走ってもペダルはびくともせず、大成功!と喜びました。
ところが、約100km乗ったところで、サイクリング中にペダルが突然、グキッと曲がり、クランクから抜け落ちてしまいました。
不幸中の幸いで、家から4km位のところでこの故障が発生したので、自転車を1時間程度、押し歩きするだけで帰宅できました。
これが40km先のところで起こっていたらと想像するとゾッとします。
ペダル・ネジ穴をつぶした場合、解決法の選択肢として上記の記事に次の5つの策を挙げました。
- 選択肢1 クランク交換
- 選択肢2 クランクのペダル・ネジ山のヘリサート加工(リコイル)
- 選択肢3 「ネジ穴補修キット」の利用
- 選択肢4 接着剤の利用
- 選択肢5 接着剤(パテ)で穴埋め+ねじ切り
選択肢4はダメだと分かったので、あれこれ考えた結果、選択肢1の「クランク交換」をすることにしました。
初め、自分でクランク交換をしてみようと思ったのですが、クランクを止めているキャップ(ネジ)が特殊な形で、これを外す工具を持っていませんでした。
アマゾンで探しても、このキャップ外しの工具を見つけることができず、結局、近所の「サイクルベースあさひ」という自転車屋さんに修理を依頼することにしました。
BESVのe-bikeに乗っている人の参考までに、修理依頼のやりとりや修理料金を以下に紹介します。
修理を依頼した当日に「サイクルベースあさひ」から電話があり、「BESVはクランクの在庫を持っているが、左クランクだけの販売はしておらず、左右の両クランクの交換になるけれども良いか」という確認でした。
驚いたのはその値段です。左右で2666円(税抜き)と良心的な値段!
BESV純正のクランクだと4,5千円位かと想像していたので、即決でお願いしました。
「BESVからクランクを取り寄せるので、修理は1週間から10日かかる」とのことでしたが、修理を依頼して4日後に「修理できました」という連絡が来ました。
修理代は次のようにトータルで7992円(税込)でした。
● パーツ(左右のクランク) 2666円
● 工賃 2800円
● 工賃 1800円
● 小計 7266円
● 外税 726円
● 合計 7992円
「工賃」の項目が二つあるのは、それぞれ右と左のクランク交換料金です。
「サイクルベースあさひ」はサービスが良いので気に入っていますが、他に良いところは「自転車修理工賃」が次のリンク先のように細かく明示されていて明朗会計であることです。
https://www.cb-asahi.co.jp/lp/service/maintenance/price/
これを参照することで、大体いくらになるのか、修理を依頼する前に見当をつけることができます。
次の写真が交換したBESV純正の新品のクランクです
これで安心してまたサイクリングができます!
今後はペダル穴をつぶさないようにしなくては!