先日、川沿いの土手を快調に走行していたと思ったら、後輪に違和感を感じ、徐々にタイヤから空気が抜けているのに気がつきました。
突起物を踏んだ記憶はないのですが、何かがタイヤを貫通してチューブに小さな穴が空いたようです。
自転車はBESV JR1という電動アシスト自転車ですが、約1年半乗って初めてのパンクです。
通行する人のじゃまにならないところに移動して、スペアのチューブをいつも持参しているので、それに交換することにしました。
ロードバイクに長い間乗っていたので、簡単な作業とタカをくくっていたのが大間違いでした。
ロードバイクの場合、クイックリリースレバーをゆるめ、片手でフレーム本体を持ち、もう一方の手で後輪をぐいっと下の方に引っ張ると、慣れるのにちょっとコツが要りますが、ホイールが簡単にスポッと外れます。
ロードバイクはカーボンフレームだと7~8kgが一般的な重さですから、これが簡単にできます。
しかし、BESV JR1は16kgあり、片手でフレームを持ちながら、もう一方の手でホイールをはずそうとするには 自転車が重すぎ、無理です。
むりやりやろうとするとディスクブレーキなので、ローターに当ててしまってローターをだめにしてしまう恐れもあります。
そのため、先ず自転車をサドルが地面に接するように上下ひっくり返してから、両手でホイールをはずす作業をするしかないことに気が付きました。
16kgの重量の大きなものを上下ひっくり返すのは、私はそんなに非力ではないと思うのですが、結構たいへんでした。
シニアな人や女性が20kgくらいある一般的な電動アシスト自転車の後輪チューブを交換するのは、かなり大変ではないかと思いました。
ディスクブレーキ付きの後輪のチューブの交換は初めてであったこともあり、たっぷり30分かかってしまいました。
また携帯の空気入れが安物で、適性な圧力までタイヤに空気を入れられなかったので、チューブを交換し終わったら直ぐに家に帰りました。
この経験をしたので、Amazonで応急瞬間パンク修理剤を探し、下の商品を購入しました。
重量は実測で約63gでした。
また大きさは直径3.4cm、高さ10.5cmで、持参するにもかさばりません。
これがあれば、えっちらおっちらと電動アシスト自転車の重さと戦いながら、後輪をはすしてパンクしたチューブを直し、ローター付きのホイールをディスクブレーキにあてないよう慎重にフレームにはめもどすという作業をせずに済みます。
それにBESV JR1の後輪をはずすためには六角ナットを緩める必要があり、この応急瞬間パンク修理剤があれば、六角レンチをツーリングに持参する必要がなくなります。
以前、サイクリング中に前輪、後輪の両方がパンクしたことがあり、念のため、2本いつも持参しています。
タイヤチューブのバルブのトップナットを緩め、写真の銀色のアダプターをバルブにねじ込み、ノズルをアダプターに強く押し付け、タイヤを膨らませます。
これで安心して遠乗りに出かけられるようになりました。
時間をかけずに応急処置し無事帰還できます。
家に帰ってから、パンクの修理をゆっくり腰をすえて時間のあるときにすればよいのです。