ブリジストンの電動アシスト自転車 TB1eを購入して約1年半経ちました。
買い物やサイクリングによく乗っているので、チェーンが伸びてしまっていないか調べてみました。
目 次
自転車のチェーンは消耗品
チェーンの交換時期は、使用頻度や走行距離に大きく左右されますが、一般的に走行距離が3000km~5000kmが目安とされます。
(参考: Panasonic よくあるご質問 「チェーンの寿命はどれくらいでしょうか?」https://x.gd/KMPe4 )
この走行距離の目安に基づくと、ひと月に200km乗るなら、寿命は1年3ヵ月~2年です。
200kmは一見多く見えるかもしれませんが、毎日、往復で10kmの通勤通学で自転車に乗るとすると、休日は乗らなくても、ひと月で走行距離は約200kmになります。
このように、意外と短期間でチェーンの寿命が来るので、自転車のチェーンは消耗品と考えるのが妥当です。
特に、電動アシスト自転車はモーターやバッテリーを搭載しているので車体が通常の自転車よりも重いという特徴があります。
その上、モーターで人力をアシストする力を発生させるため、チェーンにかかる負担も大きくなるので、頑丈なチェーンが使われているとは思いますが、気を付ける必要があります。
伸びたチェーンを交換しない場合のリスクは?
長く乗っていると、チェーンのつなぎ目が摩耗して、その結果、チェーン全体の長さが伸びてしまいます。
チェーンが伸びると異音が発生したり、ギアの歯にチェーンがしっかりと掛からなくなってギアチェンジがうまくいかなくなったりします。
悪くするとチェーンが外れたり切れたりして転倒の恐れさえあり、危ないですね。
転倒や骨折、関節の病気などによる運動器の故障が、要支援者、要介護者になって健康寿命(「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと)が終わってしまう原因のトップだそうです(次の図)。
【要支援・要介護になった原因】
健康のために自転車に乗っている私のような人にとっては、ケガをしてしまっては本末転倒になってしまいます。
どうやってチェーンの替え時を知る?
上記のリスクがあるので、自転車のチェーンに寿命が来たら、なるべく早く交換する必要があります。
チェーンの替え時は具体的には次のような場合です。
① チェーンから異音がする
チェーンに異常がある場合は「キュルキュル」、「ガリガリ」というような変な音が出ます。
② 自転車を10cmほど持ち上げて軽く落とした時、チェーンがフレームやチェーンケース(チェーンカバー)に強く当たる(参照:「ブリジストン電動アシスト自転車取扱説明書(シティ車)」)
③ フロントギアにかかっているチェーンをつかみ、指で引っ張ってみて、ギアから1センチ以上伸びた場合は、チェーンの寿命が近づいています。
④ チェーンチェッカーで調べてみて伸びていることが判明したとき(次で説明します)
実際にチェーンの伸びチェックをやってみた
私はブリジストンの電動アシスト自転車 TB1eを普段使いやサイクリングによく乗っており、乗り始めてから1年半経ちました。
自転車に取り付けているタコメーターを見たら、累積で4000km近く走っていました。
そこで、そろそろチェーンの伸びをチェックした方が良いと思い、上記の①~④をやってみました。
① 異音がするかどうか
まず、①の異音がするかどうかですが、乗っていて変な音がすることは無く、これは特にありませんでした。
② 自転車を10cmほど持ち上げて軽く落とす
これをやってみましたが、自転車の前後に金属製の大きなカゴを取り付けているために、ガチャガチャいう音が、チェーンが当たっている音なのか、カゴの音なのかよく分かりませんでした。
③ フロントギアにかかっているチェーンをつかんで引っ張ってみる
ブリジストン TB1eの場合、フロントギアはチェーンカバーで覆われているので、チェーンカバーを外す必要があります。
そのために、チェーンカバーのネジは下側についているので、外し易いように自転車を横倒しにします。
次の写真の2か所のネジをプラスドライバーで外します。
ネジを外すとチェーンカバーを自由に動かせるようになるので、クランクとペダルをくぐるようにしてチェーンカバーを取外します。
次の写真が、チェーンカバーを外した状態です。
手でチェーンを引っ張ってみると、1cmどころか2cm位、引っ張れました(次の写真)。
これはまずいかもです。
ちゃんと調べるために、次のようにチェーンチェッカーで調べてみました。
④ チェーンチェッカーで調べてみる
チェーンチェッカーの使い方は簡単で、ほんの数秒でできます。
私のはアマゾンで買ったもので、たった380円でした。
これはノーブランド品ですが、購入者のコメントに「ブランド品も保有しているが、それと変わりない」とありましたので、この安いのにしました。
我々アマチュアはそんなに厳しい精度は必要ないので、これで良いと思います。
チェックの方法はシンプルで、下の写真にあるように、チェッカの角(つの)のような部分がチェーンのコマとコマの間に入るかどうかで判断します。
角の部分が入らなければ正常であり、0.75%を示す刻印がある方の角が入ったら「交換時期が近い」ということです。
1.0%を示す刻印がある方の角が入ってしまったら、1%チェーンが伸びているという意味で、「直ちにチェーンの交換が必要」です。
「入る」というのは、次の写真の右側のように、スッポリとチェーンのコマとコマの間に入る状態を言います。
では、実際にやってみます。
㋐ チェーンの上側で測る
下側のチェーンは、張力が安定しないので、チェーンチェッカーは、上側のチェーンに対して使います(次の写真)。
㋑ 数字が書かれていない方の端を、コマに引っ掛ける
チェーンチェッカーの数字が書かれていない方の端をチェーンのコマに引っ掛けます(次の写真)。
チェーンの位置は上側のチェーンであれば、どこでも構いません。
㋒ 数字が書かれている側の角(つの)を、直下のコマに下ろす
「0.75%」と「1.0%」の角をそれぞれチェーンに落としてみます。
次の写真は「1.0%」の角を試しているところで、このようにコマとコマの間に入りませんでした。
先程説明したように、このチェックの結果に基づいて、次のように判断できます。
なお、一部が伸びている可能性もあるので、チェックするときは1箇所だけでなく、複数個所で調べてみてください。
おわりに
私のブリジストンの電動アシスト自転車 TB1eは購入してから約4000km走りました。
フロントギアにかかっているチェーンをつかんで引っ張ってみたところ、2cm程、引っ張れたのが気にはなります。
しかし、異音はしないし、チェーンチェッカーで調べた結果では「0.75%」の角がコマとコマの間に入らなかったので、とりあえず未だ大丈夫と判断しました。
数か月経ったらまたチェックして、チェーンが伸びているようであれば、自分で新品のものに交換しようと思っています。
●「0.75%」の角が入らなければ、まだ大丈夫
●「0.75%」の角が入れば、「交換時期が近い」
●「1.0%」の角も入れば、「直ちにチェーンの交換が必要」