サイクリングや通勤・買い物で自転車に乗っていて、次のような経験はありませんか?

「下りのカーブが怖かった」

「濡れた路面を、重くてパワーのある電動アシスト自転車で曲がるのが怖い」

カーブでうまく曲がれず、痛ましい事故が起きたというニュースも少なくありません。
● TKU 「熊本市で事故相次ぐ 自転車の男子中学生が崖下に転落 意識不明の重体」https://www.tku.co.jp/news/?news_id=20250403-00000003&utm_source=chatgpt.com
● カナロコ「下り坂のカーブで対向車線の車と衝突、自転車の男性死亡 湯河原の県道」https://www.kanaloco.jp/news/social/case/article-1113729.html?utm_source=chatgpt.com
この記事では、カーブを安全にスムーズに曲がるための基本テクニックを、次の点に注目して分かりやすく説明したいと思います。
▶ 普通の自転車と電動アシスト自転車の共通点と違い
▶ 「平地」「下り坂」「濡れた路面」の3つのシチュエーション
さらに、『スムーズに自転車を傾ける感覚を身につける練習法:逆ハンドルドリル』も紹介します。
この記事がカーブをより安心して曲がったり、子供に教えたりするのに役立てば幸いです。
目 次
自転車は「倒して曲がる」が基本!
カーブが苦手な人にありがちなのが、自転車を倒さないで、おっかなびっくりハンドルをきって曲がろうとすることです。
まず基本として、自転車はハンドルを切って曲がる乗り物ではなく、倒す(寝かせる)ことで自然に曲がっていく乗り物です。
安全にカーブを曲がるための4つのポイント
- 体と自転車を軽く倒す
右に曲がりたいなら、体と自転車を少し右に傾けましょう。
倒しすぎなくて大丈夫です。
コツは「肩と腰を曲がる方向に向ける」イメージです。 - 目線は「出口」へ
足元や前輪ではなく、曲がる先を見ることで、自然にバランスも取りやすくなります。 - カーブ前にしっかり減速
カーブに入ってからブレーキをかけると不安定になります。
減速は早めにしましょう。 - 外足に体重をかける
カーブ中は外側の足でしっかり踏ん張ると、倒れてもバランスを崩しにくくなります。
たとえば、右カーブなら左足に体重です。

【補足】
さらにもっと基本的な自転車の乗り方を知りたい方は『ペダルをこいでも自転車に力が伝わらない感じで進まない・・・その解決法は?』の記事もごらんください。
ちょっとしたコツ:「逆ハン」でスムーズに倒す
「逆ハン(逆ハンドル)」とは
これはカーブに入る直前に一瞬だけ反対方向にハンドルを軽く切るテクニックです。
たとえば右に曲がるとき、ほんの少し左にハンドルを切ることで、自転車が自然に右に傾きやすくなり、スムーズに曲がれます。
✅ 無理にやる必要はありません
✅ 自転車を倒すきっかけとして自然に使えるようになると、コーナリングが楽になります
練習しよう!:「逆ハン」を体に覚えさせる簡単ドリル
- ステップ1:公園や空き地、車が来ない場所で低速走行
- ステップ2:ペットボトルなどを置いて、それを中心に回るように小さくカーブします
- ステップ3:曲がる直前に、ほんの少しだけ反対側にハンドルを切る
この「曲がりたい方向と反対にちょっとハンドルを切る」
→「傾いたら自然に曲がる」という流れを体で覚えましょう!

電動アシスト自転車の注意点
電動アシスト自転車(e-bike)は重くてパワーがあるので、次の特性に注意しましょう。
● 加速が強いので、カーブ中の踏み込みに注意!
👉 曲がっている最中は軽く回すか、ペダルを止めるのがベター。
● 車体が重く、止まりにくい
👉 通常の自転車より早めに減速しましょう。
倒しすぎないほうが安定します。
● 体力に余裕ができるぶん、余裕をもってラインや目線に集中できる
👉 むしろ安全運転の味方になります!
【3つのシチュエーション別】曲がり方のポイント
次のように、特に、下り坂や濡れた路面で曲がる際は注意が必要です。
- 平地でのカーブ
- 基本動作(倒す・見る・減速)がもっとも素直に効く
- 「逆ハン」の練習に最適
- 「直線→カーブ→直線」のイメージでライン取りを意識すると安定感アップ
- 下り坂のカーブ
- スピードが出やすく、遠心力で外に飛ばされやすい
- カーブ手前でしっかり減速が最重要
- 通常よりやや深めに体を傾ける(リーンイン)と安定します
- 肘や膝を軽く曲げて「クッションのように」衝撃を吸収する意識も大事
- 濡れた路面でのカーブ
- グリップ力が低下して、滑りやすい
- カーブ中は自転車をあまり倒さず、浅めの傾きで走る(リーンアウト寄り)
- 強いブレーキ・急なペダル踏み込みは禁止!
- 白線やマンホールの上は極力避ける or 直線で通過する
万一の転倒リスクのためにヘルメットをかぶろう
カーブの曲がり方がいくらうまくなっても、転倒リスクはゼロにはなりませんので、ヘルメットを着用しましょう。
どうせヘルメットをかぶるなら自転車用のものをかぶりましょう。
自転車用だと誤認させるような商品説明がされているけれども、実はそうでないヘルメットも販売されています。
詳しくは『自転車用の安全性能を満たしていない「CE認証取得」というヘルメットにはご注意を!』の記事をご覧ください。
まとめ|カーブを怖がらず、安全に楽しむために
以上、紹介しました内容をまとめると次のようになります。
- 自転車は倒して曲がるもの
ハンドルを切るのではなく、自転車を軽く傾けることで自然に曲がれます。 - 目線は行き先へ
足元や前輪ではなく、曲がる先をしっかり見ることでバランスが取りやすくなります。 - 減速は早めに
カーブに入る前に十分にスピードを落とすことが、安全のカギです。特にe-bikeや下り坂では重要です。 - 状況に合わせて対応する
平地、下り坂、濡れた路面など、それぞれのシチュエーションに応じて走り方を変えましょう。 - 「逆ハン」で倒しやすく
軽く逆方向にハンドルを切ることで、自転車がスムーズに傾き、曲がりやすくなります。
普段の自転車移動でも、カーブの曲がり方を少し意識して安全に乗りたいものですね😊






























「カーブでふらついてしまった」