先日、「自転車の後方レーダーおすすめ5選」という記事で、スマホにも対応する後方レーダーを紹介しました。
でも、「実際、どれくらい後方のクルマを検知できるの?」「カーブではどうなる?」「速度が同じ車はどうなる?」「リアバッグに取り付けても使える?」など、カタログスペックだけでは分からない疑問が出てきます。
そこで筆者は、「おすすめ5選」の記事で紹介した、Bryton Gardia R300Lを実際に購入して、サドルレールやリアバッグに取り付けて約1か月、街中や郊外を走って検知性能を検証しました。
この記事では、自転車への取り付け方から実際の検知状況、検知しなくなるケース、スマホアプリの使い勝手まで、実走して分かったことを紹介します。
たとえば、この後方レーダーの特徴の一つは最大190m後方のクルマを検知できることです。
最初は「190mも後ろのクルマを検知して、いったい何の意味があるの?」と思いました。
ところが、時速60kmで走るクルマが、時速20kmの自転車に190m後方から近づいてくると、速度差は40km/h―― 計算すると約17秒で追いつきます。
実際に使ってみると、クルマの音がまだ聞こえない距離から「後ろから車が近づいている」と知らされるのは、想像以上に新鮮でした。
これからGardia R300Lを購入しようとしている方はもちろん、「後方レーダーって本当に必要なの?」と思っている方にも参考になればと思います。
- 1 Bryton Gardia R300Lとは?特徴・価格・基本スペック
- 2 Bryton Gardia R300Lの取り付け方|シートポスト・サドル・リアバッグ
- 3 Bryton Gardia R300Lの検知性能を実走検証
- 4 Bryton Gardia R300Lを1か月使って分かったメリット・注意点
- 5 Bryton Gardiaアプリの使い方|地図アプリと同時に使える?
- 6 Bryton Gardia R300Lはウォーキングでも使える?実際に試してみた
- 7 Bryton Gardia R300Lはこんな人に向く・向かない
- 8 まとめ|Gardia R300Lは「後方確認の補助」として使うレーダー
Bryton Gardia R300Lとは?特徴・価格・基本スペック
まず、Brytonの「Gardia R300L」の特徴を紹介します。
これは、後方車両検知レーダーとテールライト、ブレーキライトを一体化した自転車用安全デバイスです。
商品には本体の他、オールインワンマウントシステム(シートポストやサドルレールに取り付けるためのマウント)やUSB-C ケーブル、クイックスタートガイドが含まれています。
Bryton Gardia R300Lの主な特徴
- 後方車両を最大190mから検知
Garmin Variaなどよりも長い距離が特徴です。 - 後続車両の接近状況をサイクルコンピューター表示
- 車両が接近すると、サイクルコンピューターの画面上に後方車両の情報が表示され、対応機種では音やグラフィックによる警告も行われます。
- 現在の案内では、BrytonのRider S810、S510、S800、750SE、S500、750、650、460、420、17などが対応モデルとして挙げられています。
- スマホアプリでも後続車両の接近状況の表示が可能
- サイクルコンピューターを持っていない場合でも、Bryton Gardiaアプリをインストールしたスマートフォンで後方車両を確認できます。
- クルマのアイコン表示だけでなく、音や振動でも警告もあります。
- テールライト一体型
- 最大73ルーメン
- 車両を検知するとテールライトの点滅パターンを自動的に変更して、後方のドライバーにも自転車の存在をアピールします。
- 内蔵加速度センサーによるブレーキライト機能
- 内蔵加速度センサーが減速を検知すると、ブレーキライトが2.5秒間点灯します。
- 長時間のバッテリー駆動
- 5種類の点灯モード+消灯モード
- たとえば、ハイ点灯モードで最大8時間、ロー点灯モードで最大12時間、消灯モードで最大24時間
- IPX7防水
- 本体重量:約66g
- 本体サイズ:97×40×20.9mm
Bryton Gardia R300Lの価格|セール時は約1万円
Bryton公式サイトの日本向け価格は18,480円(税込)です。
ただし、Amazonで大幅な値引きセールが次の図のようによく行われおり、そのときは約11,000円で購入できます。
その価格なら、他社の後方レーダーと比較しても購入しやすい価格帯です。
筆者もこのセールのときに購入しました。
【Bryton Gardia R300Lの価格推移】

Bryton Gardia R300Lの取り付け方|シートポスト・サドル・リアバッグ
次のように装着方法を選ぶことができ、私が行った装着方法(サドルやリアバッグへの取り付け)について詳しく紹介します。
基本はシートポストに取り付ける
これが一般的な方法で、特にロードバイクの人には適していると思います。
シートポストに取り付けるための弾力性のあるバンドが付いたマウントが商品に付属しているので、簡単です。

ただし、シートポストにバッテリー内蔵されている電動アシスト自転車の場合、シートポストが太すぎて、シートポスト用マウントが付かない場合があります。
その場合は次の装着方法が使えます。
シートポストが太い場合はサドルレールに取り付ける
私のDAHON UNIO e16という折りたためる電動アシスト自転車はシートポストの中にバッテリーがあり、かなり太いので、シートポスト用マウントを付けられませんでした。
『Bryton Gardia R300L』には標準で次の図のようなサドルレールに取り付けるマウントが含まれています。

このマウントを取り付けようとしましたが、サドルと干渉してうまく取り付けられませんでした。
そこで、次の方法をとりました。
用意したもの
● 自転車のサドルレールに装着するマウント for GoPro SJ4000
● ウェアラブルカメラ用延長アダプター
● [レックマウント] ブライトン ガーディア リアビューレーダー用 セーフティライトアダプター
サドルレールへの装着法
まず、サドルレールに『自転車のサドルレールに装着する マウント for GoPro SJ4000』を取り付けます。
さらに、『ウェアラブルカメラ用 延長アダプター』を接続して、後方レーダーがサドルと干渉しないようにします。
そして、延長アダプターの先端にウェアラブルカメラ用アダプターを取り付け、後方レーダーを装着します。

次の写真のように、Bryton Gardia R300Lを取り外さなくても、そのままDAHON UNIO e16を折りたたむことができました。

リアバッグ・後ろカゴがある場合の取り付け方
シートポストやサドルレールに後方レーダーを取り付けることができない場合もあります。
それは、次の写真のようにリアバッグ(あるいは後ろカゴ)がある場合で、レーダーからの照射をさえぎってしまいます。

そこで、次の写真のように、リアバッグの後方に付けることにしました。

用意したもの
● [レックマウント] ブライトン ガーディア リアビューレーダー用 セーフティライトアダプター
● [TELESIN] 360°回転式 クリップ マウント バックパックショルダーストラップクリップマウント アクションカメラ用
● (必要に応じて)結束バンド
リアバッグ後部に付けたマウントがグラグラする場合は、結束バンドで荷締めします。
次の商品は必要な長さに自分でカットして結束バンドを作れるので非常に便利です。
リアバッグへの装着法
【リアバッグ後部にポケットがある場合】
次の写真のように、後ろにポケットがあるリアバッグの場合は簡単で、ポケットにクリップマウントを装着します。
荷物がリアバッグの中に荷物が入っていない場合は、バッグが型崩れして安定しないので、結束バンドを使ってリアバッグの荷締めベルトと固定します。

なお、この写真のリアバッグは「ゼファール(Zefal) 自転車用 キャリアバッグ Z TRAVELER 60」の大容量バッグです。
【リアバッグ後部にポケットが無い場合】
この場合は、次の写真のように、クリップマウントを挿しこめるだけのすき間をチャックを締めるときに作ります。

あとは、そのすき間にクリップマウントを装着するだけです。
ちなみに写真は『[Bel cuore] 自転車 リアバッグ』という中容量のバッグです。
こちらの場合も、リアバッグの中がスカスカだとマウントがグラグラするので、私の場合はバッグにタオルや発泡スチロールを入れてリアバッグが型崩れしないようにしています。
取り付けで重要なのは「高さ」と「角度」
後方レーダーの装着を試して失敗もしました。
よく分かっていない内は「あれ?この後方レーダーは性能が安定しないな」と不安になったりしましたが、コツをつかめば、後方車両を安定して検出できるようになりました。
できるだけ高い位置に取り付ける
Bryton Gardia R300Lのユーザーマニュアルには次の記述があります。
ライトの可視性とレーダーの検出能力を最大にするため、デバイスはシートポストのなるべ
く高い位置へ固定してください。
私は次の写真のように折りたためる小径車のリアバッグの後ろに後方レーダーを取り付けてみましたが、シートポストに付ける場合の半分くらいの高さしかありません。
そのため、近くのクルマしか検知できませんでした。

レーダーを地面に対して90度にする
私は初め、取り付け角度をあまりシビアに考えず取り付けましたが、これでは遠方にいる後方車両をうまく検知できませんでした。
Bryton Gardia R300Lのユーザーマニュアルには次の記述と図があります。
デバイスはバイクの後方を向き、道路に直角になるようにしてください。
図:Bryton Gardia R300Lのユーザーマニュアルより引用
しっかりと取り付け角度を地面に90度にすると、はるか後方のクルマも検知できるようになりました。

Bryton Gardia R300Lの検知性能を実走検証
実走テストの条件|どこに取り付けて検証した?
リアバッグの後ろに後方レーダー『Bryton Gardia R300L』とアクションカメラ『Insta360 Go Ultra』を装着しました。

スマホはBryton Gardiaアプリを起動し、スマホ自体の画面録画機能を使ってアプリのスクリーンキャプチャーをしました。
『Insta360 Go Ultra』の自転車後方の映像と『Bryton Gardiaアプリ』のスクリーン映像を動画編集ソフトを使ってタイミングを合わせて合成し、検知機能をレビューしました。
190m後方のクルマを本当に検知できる?
スペックでは後方車両を最大190mから検知となっており、Garmin Variaの140mよりもかなり長いです。
実際、次の動画のように、かなり後方で豆粒のように見え、クルマの音もまだ聞こえない時点からクルマの接近を教えてくれます。
動画に映っている道路灯の間隔をGoogleマップの航空写真で判断すると、190m前後から検知できたと推定します。
いつもはクルマの音を頼りに、後方のクルマの存在に気付いていましたが、何も音がしない時点から後ろのクルマに気づけるのは新鮮な感覚でした。
自転車に付けている小さなバックミラーも走行中はチラッと見る程度なので、190m後方のクルマは豆粒ほどでよく分かりません。
冒頭でも言いましたが、クルマが時速60km、自転車が時速20kmで走行している場合、190m後方のクルマが自転車に追いつくのは約17秒なので、けっして早すぎではないと思います。
また、向かい風が強い日は特に後方から迫って来るクルマの音が聞こえにくいので、アイコンやアラーム・振動で後方のクルマを教えてくれるのは、安心・安全に役立ちます。
隣の車線を走る車も検知する?
国道134号線の片側2車線の道路で使ってみると、次の動画のように自転車が走る左車線だけでなく、中央分離帯側の車線を走行するクルマも検知します。
中央分離帯側の車線を走っているクルマが、自転車が走行する車線に進路を変更して入ってくることも当然あるので、隣の車線のクルマも検知してくれるのは安心です。
カーブでは後方のクルマを検知できる?
見通しのよい緩やかなカーブで試してみましたが、問題なく後方から接近する車両を検知できます。
筆者は未だ試していませんが、急カーブではレーダーが向いている照射範囲から外れて検出が難しい場合もあるようです。
実際にそうなのか、急カーブやつづれ折れの道で今後、検証したいと思います。
なぜクルマが突然検知されたり消えたりする?
Bryton Gardia R300Lは「相対速度がない(速度差がない)後方車両は検知されない」という仕様になっており、同様の仕様はGarmin Variaなどにもあります。
ですので、後続のクルマを検知しても、そのクルマが速度を落として、自転車の速度以下になると検知しなくなり、表示画面から消えます。
ユーザーは「車がいなくなった」と誤解する可能性があるので、この検知の動作原理を頭に入れておく必要がありますね。
つまり、後方レーダーは「後ろが完全に安全か」を判定してくれる装置ではなく、後方確認を補助する警告装置と位置づけて使うことが大事だと思います。
次の動画はそのような例で、迫ってきたクルマが減速して右折しようとすると、表示画面から消えています。
そのクルマがまた速度を上げて自転車よりも早くなるとまた表示画面に現れます。
つまり、
車が接近 → 後方レーダーが検知 → 車が後ろで速度を合わせる → 一度表示から消える → 再び追い越しのため加速 → 再検知
ということが起こり得ます。
「クルマが追い抜いていく直前になってから検知した」という経験も同じ原因だと思います。
たとえば、「道路脇の駐車場からクルマが道路に進入してきた」「左側の交差点からクルマが道路に入ってきた」というような場合、いずれも急に検知したと感じられます。
トンネルで使うと後方車両の不安を軽減できる?
トンネルは苦手というサイクリストは多いのではないでしょうか?
特に幅が狭く交通量が多いトンネルでは、クルマの音が壁に反響し、後方のクルマとの距離感がわかりにくく怖いですよね。
次の動画は市内にある狭いトンネルを走ってみたときのものです。
緊張はしますが、音だけでなく、後方から迫ってくるクルマに関する情報が追加されるので、この怖さを軽減する良いツールだと思いました。
Bryton Gardia R300Lを1か月使って分かったメリット・注意点
1か月間、Bryton Gardia R300Lを使ってみて、「もうこれなしでは自転車に乗りたくない」と思う程、気に入りました。
主な結果をまとめると次のようになります。
使って分かったメリット
● 後方から迫ってくるクルマに気づくための情報が増え、安心感は増す
● EV(電気自動車)やハイブリッド・プラグインハイブリッド車は、低速域では非常に静かで、自転車から気づかれにくい。
このようなクルマが気がつかないうちにそばに来て怖い思いをすることが減る。
● 向かい風が強く、後方のクルマの音に気付きにくいときにも有効
使って分かった注意点
● あくまで後方確認の「補助」として使う
● 全ての後方のクルマの接近状況を教えてくれるわけではない
● 後方のクルマが自転車と同じ速度になると検知しなくなる
Bryton Gardiaアプリの使い方|地図アプリと同時に使える?
AndroidスマホではGardiaと地図アプリを分割表示できた
「スマホでGoogleマップなどの地図アプリを常時表示させているので、Bryton Gardiaアプリで後続車の様子を常時表示させることはできない」と思っている人もいるかもしれません。
実はAndroidのスマホであれば、次のスクリーンショットのように「分割画面(マルチウィンドウ)」機能を使って、両方のアプリを常時表示可能です。
「Googleマップ」や「Ride with GPS」はBryton Gardiaアプリと分割画面で使えることは実際に確認しましたが、「自転車NAVITIME」は分割画面には対応していないようでだめでした。
次の動画はスマホ画面のキャプチャーで、画面の上半分が「Ride with GPS」、下半分が「Bryton Gardia」です。
ちなみに使っているスマホはGoogle Pixel 8 Proです。
GoogleマップやRide with GPSと併用する方法
Androidの「分割画面(マルチウィンドウ)」機能は、アプリの履歴画面(タスク切替画面)から簡単に設定できます。
手順の概要は次のとおりです。
【設定で文字サイズを小さくしておく】
分割画面では表示スペースが小さくなるので、見やすいように文字サイズを小さくしておきます。
【分割画面をする】
- 分割したい1つ目のアプリ(例: Googleマップ)を起動する
- 分割したい2つ目のアプリ(例: Bryton Gardia)を起動する
- 履歴画面(タスク切替画面)を開く
- アプリのアイコン(Googleマップのマークなど)を長押し、またはタップする
- メニューが表示されるので「分割画面」を選択する
- 2つ目のアプリ(例: Bryton GARDIA)を選ぶと、上下2分割で表示される
【画面割合の調整や解除をする】
- サイズの変更: 中央の境界線上にある「―(バー)」を上下にドラッグすると、表示面積の比率を調整できます。
- 分割の解除: 境界線の「―」を画面の最上部または最下部まで一気にスワイプ(引っ張る)すると、通常の一画面表示に戻ります。
iPhoneで使う場合の注意点
iPhoneにはAndroidの分割画面に相当する機能は無く、次の2通りの運用しかできないようです。
- スマホではGoogleマップを表示し、バックグラウンドでBryton Gardiaを動かして音や振動の通知だけ受ける
- スマホではGoogleマップを表示し、Bryton Gardia対応のサイコンで接近車両のビジュアル表示をする
Bryton Gardia R300Lはウォーキングでも使える?実際に試してみた
歩道が整備されていない道路で、道路の端に白い実線などで区切られた歩行者用のエリアを歩いていると、後ろから来るクルマや自転車が怖いですよね。

また、サイクリングロードや遊歩道を歩いていると、スレスレで抜いていく自転車やランナーもいて怖いことがあります。
そこで、自転車だけでなく、ウォーキングのときもBryton Gardia R300Lは使えるのかと、ふと気になり試してみました。
バックパック・ウエストポーチに取り付けて検証
ズボンの尻ポケットに入れるのでは、歩行動作でレーダーの向きが安定しません。
そこで、次の写真のようにバックパックやウエストポーチに取り付けてみました。

装着に使用したのは、先に紹介しました次の2つのマウントです。
- 「[レックマウント] ブライトン ガーディア リアビューレーダー用 セーフティライトアダプター」
- [TELESIN] 360°回転式 クリップ マウント バックパックショルダーストラップクリップマウント アクションカメラ用
見た目はバックパックに取り付けた方が違和感が少ない感じです。
自転車に取り付けるのと同じく、後方レーダーを地面に垂直にセットすることが大事です。
クルマやバイクは検知したが、ランナーは検知しなかった
さきほどのように、後方レーダーを取り付けたバックパックやウエストポーチをウォーキングで使用してみました。
私にとっては意外な結果で、後ろからくるクルマやバイクは検出しましたが、後ろから追抜いていく自転車はたまに検知し、歩行者やジョギング中の人や電動キックボードは検知されませんでした。
どうやら、レーダーが後方から接近する物体からのレーダー反射を利用し、その全部を警告として知らせるのではなく、その中から「車両」として安定して認識・追跡できるもので、しかも相対速度が大きいものを警告しているからのようです。
Bryton Gardiaの説明書には明確な対象物に関する記載はありませんでしたが、Garmin Variaには「自動車、オートバイ、場合によっては自転車」という説明があり、歩行者やランナーについては検知対象として明記していません。
ウォーキングで使う場合の注意点
今回のウォーキング実験では、クルマやバイクの検知には使えますが、ランナー・歩行者・電動キックボードは検知しませんでした。
人の検知も期待している方には、Bryton Gardia R300Lの購入をお勧めしません。
なお、これはGarmin Variaのマニュアルでも人は検知対象から外れており、Bryton Gardiaだけの限界ではないようです。
Bryton Gardia R300Lはこんな人に向く・向かない
こんな人に向いている
- 車道を走ることが多い
- バックミラーだけでは不安
- 遠方の後続車を検知したい
(他社製品よりも比較的検知距離が長い) - トンネル内の走行が怖い
- EVなど静かな車両が気になる
- 価格が比較的安い後方レーダーが欲しい
(セール時に1万円近くで購入できることがある)
こんな人は注意が必要
- ランナーや歩行者の検知を期待している
(基本的に検知されない) - 後方の全車両を常時表示してほしい
(速度差がゼロになると表示から消える) - iPhoneでBryton Gardiaと地図アプリを分割画面にして使いたい
(iPhoneにはAndroidの分割画面に相当する機能がない)
まとめ|Gardia R300Lは「後方確認の補助」として使うレーダー
Bryton Gardia R300Lを購入してから約1か月、実際に自転車に取り付けて街中や郊外を走ってみました。
使い始める前は「後ろから来るクルマを本当にちゃんと検知できるのだろうか?」と半信半疑でしたが、実際に使ってみると、自分の耳やバックミラーだけでは気づきにくい後方車両の存在を知らせてくれることに、大きなメリットを感じました。
特に、向かい風で後ろのクルマの音が聞こえにくいときや、EVなど静かなクルマが後方から近づいてくる場面では、後方レーダーがあることで安心感が増します。
一方で、使ってみて分かったのは、後方レーダーは「後ろにいるクルマをすべて表示する装置」ではないということです。
Bryton Gardia R300Lは、後方から接近してくる車両を検知するのが基本で、自転車と車両の速度差がなくなると表示から消えることがあります。
また、取り付け位置が低かったり、レーダーが地面に対して斜めになっていたりすると、検知性能にも影響しました。
そのため、後方レーダーだけに頼るのではなく、バックミラーや目視による後方確認を補助する装置として使うことが大切だと思います。
私自身は1か月使ってみて、車道を走るときの不安が減り、今では「これなしで自転車に乗るのはちょっと不安」と感じるほどになりました。
Bryton Gardia R300Lを購入しようか迷っている方や、「後方レーダーって本当に必要なの?」と思っている方は、カタログスペックだけでなく、自分の自転車への取り付けやすさ、普段走る道路の状況、そして後方確認を補助する装置であることも考えて選ぶとよいでしょう。
この記事が、Bryton Gardia R300Lを検討している方の参考になれば幸いです。































● 190m近くから検知できた
● 隣車線のクルマも検知した
● トンネル走行では安心感が非常に増した
● 後方のクルマが自転車と同速度になると表示から消える(後方レーダーの仕様)
● 取り付け位置が低いと検知性能が落ちた
● 地面に垂直にセットすることが重要だった