大臀筋が歩行寿命を左右する|自転車「お尻漕ぎ」で将来の歩行力を守る

「階段でハーハーと息が上がる」「立ち上がる時に、よっこらしょと手をつく」「気が付けば、歩く距離がちょっとずつ短くなっている」――
こうした「老化のサイン」は、実は大臀筋の衰えが原因かもしれません。

健康寿命の全国平均は女性 75.45歳、男性 72.57歳です。

「この年齢を超えて、いつまでも自分の足で自由に歩き続けたい」―― これは誰もが願うことです。

けれども、ずっとその願いを叶え続けられるかどうかは、下半身の筋力や身体機能をどう維持するかにもかかっています。

加齢による筋肉減少(サルコペニア)の状態になると、「つまずきやすい」 「階段が辛い」「椅子から立ち上がりにくい」といったことが起こり、要介護になるリスクを高めることが分かっています。

図:筋肉量の減少から介護までの概念図

実は、このようなリスクを下げるための有力な方法のひとつが自転車です。

将来、支援や介護に頼らず自立した生活を守る鍵は、下半身にある「大きな筋肉」をいかに効率よく維持するかにあります。

自転車運動は足腰を使う運動で、特にこの記事で紹介する『お尻漕ぎ』(大臀筋を意識して使うペダリング)で効率的に鍛えることができます。

しかも膝や腰への負担が少ないという素晴らしい特長もあります。

特別なジムに通わなくても、毎日の買い物や通勤での自転車の乗り方を変えることが、将来も歩ける体づくりに役立ちます。

「最近、階段がつらくなってきた」「将来の歩行に不安がある」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

なお、自転車はウォーキングよりも、歩ける体を維持するのを効果的にできる点も少なくないですが、ウォーキングの完全な代替にはなりません。

お尻漕ぎとウォーキングの併用が一番」というのが、この記事の結論です。

詳しくは本文をお読みください。

歩ける体を支える4つの筋肉|大臀筋が最重要の理由

歩く・立つ・階段に必要な4つの筋肉

年齢を重ねても自分の足で歩き続けられることは、健康寿命、つまり「心身ともに自立して、日常生活を制限なく送れる期間」を延ばすためにとても大切です。

立ち上がる、歩く、階段を上る―― こうした日常の動作を支えているのは、下半身の大きな筋肉たちです。

特に大腿四頭筋・大臀筋・腓腹筋・ヒラメ筋は日常生活の動作を支える『健康長寿の要』です。
(参考:厚生労働省 ~健康づくりサポートネット~『QOLの維持・向上に大切な筋肉は?』、公益財団法人老年病研究所附属病院『歩くために重要な筋肉』)

図:下半身の大きな筋肉(公益財団法人老年病研究所附属病院
歩くために重要な筋肉』の中の図を筆者が修正)

これらは体の中でも大きく強力な筋肉であり、立った姿勢を保つのに重要です。

なぜ大臀筋(お尻)が歩行に重要なのか?

歩いているとき、両足が地面に着いている時間は少なく、片足立ちの時間が長いですよね。

そのため、「歩行は片足立ちの連続」とも言われます。

ですので、太ももやふくらはぎだけでなく、体を安定して支える大臀筋 (だいでんきん)が非常に重要になります。

大臀筋は歩くときの推進力やバランス維持に大きく関わるため、多くの理学療法士や運動指導の専門家が重視しています。

では、なぜ『歩ける人』と『歩けなくなる人』に分かれるのでしょうか?

その理由は、下半身の大きな筋肉たちは加齢によって衰えやすい筋肉であり、意識して鍛えている人と、そうではない人がいるからです。

下半身の筋トレが血管を若返らせる|一酸化窒素(NO)の驚くべき効果

これら下半身の大筋群を使う運動は、単に『動作を支える』だけではありません。

これらの筋肉を使うことで血流が増え、血管内皮で一酸化窒素(NO)がどんどん生み出されます。

一酸化窒素(NO)には、血管を広げる、血管をしなやかに保つ、血栓を防ぐ、動脈硬化を抑えるといった働きがあります。

つまり、下半身を動かすこと自体が血管を若返らせ、『病気に負けない体づくり』になるのです。

【セルフチェック】あなたのお尻(大臀筋)まわりの筋力、大丈夫?

実用的な方法は イス座り立ちテストで、特別な器具が不要であり、自宅で安全に行えます。
(参照:健康長寿ネット『脚筋力の測定方法・イス座り立ちテスト』

お尻(大臀筋)と太もも前後の筋力を総合的に評価できます。

イス座り立ちテスト(10回)やり方

  1. 安定した椅子の前に立つ(足は肩幅)
  2. 手は胸の前で軽く組む(難しければ太ももに置いてもOK)
  3. 合図で座る → お尻がついたらすぐ立つ
  4. これを 10回 行い、かかった時間を測る

評価の目安

上記で測った時間は次の表のように評価できます。
(参照:健康長寿ネット『脚筋力の測定方法・イス座り立ちテスト』

「遅い」という評価になった場合は、下肢機能低下の可能性があります。

男性:イス座り立ちテスト評価表
年齢速い普通遅い
20~39歳~6秒7~9秒10秒~
40~49歳~7秒8~10秒11秒~
50~59歳~7秒8~12秒13秒~
60~69歳~8秒9~13秒14秒~
70歳~~9秒10~17秒18秒~
女性:イス座り立ちテスト評価表
年齢速い普通遅い
20~39歳~7秒8~9秒10秒~
40~49歳~7秒8~10秒11秒~
50~59歳~7秒8~12秒13秒~
60~69歳~8秒9~16秒17秒~
70歳~~10秒11~20秒21秒~

自転車が健康長寿に効く理由|膝に優しく大臀筋を鍛えられる

ここまで、お尻や太ももなどの下半身の大きな筋肉を維持し、筋力低下を抑えることが、歩き続けられるために大切であることを説明しました。

ここからが本題で、まず、自転車がそのために最適であることを紹介します。

① 膝・腰に優しい有酸素運動

ペダルを踏み込む動作で大腿四頭筋や大臀筋を使い、ふくらはぎの腓腹筋やヒラメ筋も働きます。
(参考:シマノ 通勤サイクリングラボ『自転車で筋肉はつく?太ももやふくらはぎなどの鍛えられる脚の部位を紹介』)

つまり、歩行や階段昇降に必要な大筋群をまとめて刺激できるのです。

図:自転車は下半身の大きな筋肉を鍛えやすい

また、自転車は膝や腰への負担が少ないのが大きな特徴です。

ウォーキングやジョギングのように着地の衝撃がないため、関節にやさしく、中高年の方でも安心して続けられます。

公的機関や医療の専門家も、膝や腰に不安がある人に自転車運動を推奨しています。

中高年の方にとっては、長く続けられる健康習慣として最適だと言えるでしょう。

② 下半身を動かしながら有酸素運動もできる

さらに、自転車は下半身の筋肉を使いながら、有酸素運動もできるという点で優れています。

つまり、自転車は「心肺機能も強化できる」有酸素運動の一つなので、次のような生活習慣病予防の効果が期待できます。

  • 内臓脂肪の減少 — 脂肪酸の燃焼が進み、脂質異常症や高血圧のリスク低下が期待できる。
  • 血管内皮機能の改善 — NO(一酸化窒素)産生が増え、NOには血管を拡張させる働きがあるので血管機能改善につながる。
  • 血圧の低下 — 収縮期血圧が2〜5mmHg程度下がることが期待できる。
  • 心臓の効率向上 — 一回拍出量が増え、安静時心拍数が低下し、心臓の負担が減る。

③ 電動アシスト自転車でも運動効果を得られる

電動アシスト自転車の普及は目を見張るものがありますが、「電動アシスト自転車のような楽な運動でもいいの?」と疑問を持つ人もいるかもしれません。

結論から言うと、電動アシスト自転車でもOKです。

ただし、電動アシストが無い自転車と同じで、サドルに垂直にどっしりと座ってゆっくりとした漕ぎ方ではあまり運動にならず、「ただ運ばれているだけ」では運動効果はかなり落ちます。

後で、詳しく方法を紹介しますが、前傾姿勢をとって軽めのギアでペダルをクルクル回しましょう。

会話はできるけど、ちょっと息があがる、汗ばむくらいがちょうど良い強度です。

このことは『【データで検証】電動アシスト自転車は運動にならない?乗り方次第で効果は大きく違う!』の記事で紹介しましたように、客観的に検証されています。

太もも任せは損!大臀筋を使う「お尻漕ぎ」の3つのポイント

自転車にはウォーキングなど、他の運動にはない長所があることを紹介しましたが、太もも前だけに頼るペダリングでは、下半身の筋肉を十分に使い切れない可能性があります。

そこで、お尻の筋肉を目覚めさせる自転車の乗り方を紹介します。

「お尻」で漕ぐと、大臀筋が鍛えられる上、長距離でも疲れにくくなる

先に大臀筋が歩行に重要と言いましたが、この筋肉を鍛えるのに、プロのペダルの漕ぎ方が非常に参考になります。

プロのロードレーサーが言う「お尻(大臀筋)で漕ぐ」という言葉は、サイクリングの世界では非常に有名で、かつ理にかなった格言です。

この意味は「脚の力だけに頼らず、体の中で最も大きくて力強いお尻の筋肉を主役に使う」ということです。

図:大臀筋の場所

プロが「お尻」を強調するのには3つの大きな理由があります。

  1. 最大・最強の筋肉だから
    大臀筋(お尻の筋肉)は、人間の中で最も大きな単一筋です。
  2. パワーを発揮する大きな筋肉だから
    大臀筋は股関節を伸ばす働きを担う、非常に大きな筋肉です。
    特に大きな力を発揮する場面で重要な筋肉ですが、ロードレースのような長時間の運動を繰り返すことで、持久的に働くための能力も高まっていきます。
  3. 膝への負担を抑える
    お尻(股関節)を使って漕ぐと、膝だけに負担を集中させないペダリングにつながり、膝のケガのリスクを減らせます。

(参考:Bicycle Club『お尻を使えるライダーは強い!なぜ、臀筋ペダリングがオススメなのか!?』)

お尻の筋肉を目覚めさせる3つのポイント

私たちの目的はレースに出て勝つことではなく、健康長寿を実現することですから、プロのような完璧なペダリングを目指す必要はありません。

でも、「お尻漕ぎ」を意識するだけで、いつもの通勤や買い物が勝手に筋トレに変わります!

また、普通にペダルを漕ぐと、太ももばかりが疲れて、実は多くの方が損をしています。

なぜなら、「お尻で漕ぐ」と長距離を走っても疲れにくくなるというメリットがあるからです。

自転車もロードバイクなどでなくてもかまいません。

ママチャリでもサドルを数センチ上げれば前傾姿勢は作れます。

なお、クロスバイクを選ぶと、より自然に前傾姿勢がとれてお尻の筋肉を使いやすくなります。

まずは次の3つを意識して、ペダリングをしてください。

ポイント1:太もも任せを卒業して「お尻で踏む」

多くの人は、「踏む」意識が強すぎ、ペダルをガシガシと真下に踏み込む動作だけで漕いでいます。

この動作だと、大腿四頭筋が主役になります。

「太ももで踏む」のではなく、サドルからペダルへ、お尻の力を伝えるイメージを持ちます。

サドル後方に座り、やや前傾して姿勢をとり、ペダルをドスンと下に踏みつけるのではなく、「前へヌルっと押し出す」意識を持つと、大臀筋が強く働きます。

ペダルを踏んだ瞬間、お尻の筋肉がグッと入る感覚、太ももではなくお尻の奥が温かくなるような感覚』、これがあれば、正しく大臀筋が使われているサインです。

具体的には、時計の針で言うと

  • 0時から3時の位置でしっかり体重を乗せて押し出し
  • 4時以降はペダルを後ろに引く感じで、反対の足の踏み込みを邪魔しないようにするイメージ

これを意識すると、大臀筋・ハムストリング・腓腹筋・ヒラメ筋まで動員できます。

図:お尻で漕ぐペダリングのイメージ

なお、普通のフラットペダルは「後ろに引く」といっても、ロードレーサーのビンディングペダルのような、しっかりとした「引き足」はできませんね。

けれども、次の工夫で「泥を後ろにこすり落とす」ようにペダルを後ろに引くことは可能です。

  • グリップ性の高いシューズを使用する 
    ⇒ これで、ペダルのギザギザやピンに、うまく引っ掛けて「引き足」をするわけです。
  • グリップ力の高いフラットペダルを選ぶ
    ギザギザやピンの付いたペダルがお勧めです。
    たとえば、高性能なペダルで有名な三ヶ島製作所の次の商品は、しっかりとギザギザが付いていてお勧めです。

(関連記事:『フラットペダルでもOK! 電動アシスト自転車の『引き足』で楽々ライド&姿勢・腰痛改善』)

ポイント2:足首を固めすぎずペダルを回す

多くの人は足首を固定しすぎています。

足首をロックせず、『踏み込みでやや下げる』、『抜けるときに自然に戻す』ことを心がけます。

意識的に『引き脚』を取り入れましょう。

イメージとしては、『ペダルを後ろに引く』『足の裏で泥を後ろにこすり落とす』というような感覚。

これにより、腓腹筋とヒラメ筋が自然に動員されます。

図:腓腹筋とヒラメ筋の場所

ポイント3:前傾姿勢で体幹と大臀筋を連動させる

サドル、購入したときの低いままになっていませんか?

自転車初心者はサドルに垂直にドカッと座り、上体は完全に『お留守』状態で、脚だけで漕ぐという姿勢になりがちです。

図:上半身が起き上がったママチャリのライディングフォーム

この図のように、前傾姿勢をとれないと、お腹周りの筋肉が使いづらくなり、前に紹介した「お尻漕ぎ」の0~3時で足をヌルっと前に押し出す動作や、4時を過ぎて足を引く動作をうまくできません。

前傾姿勢は、骨盤を立てて、おへそをハンドルに近づけるイメージを持つと実践しやすいと思います。

また、サドルが低すぎると足が詰まるため、がに股スタイルになってしまい、ペダルが漕ぎにくくなると同時に、足の力を活かせず効率的にペダルを漕げません。

写真:サドルが低すぎて、がに股でペダルを漕ぐ人
ペダルをこいでも自転車に力が伝わらない感じで進まない・・・その解決法は?』の記事より

適切なサドルの高さにセットするには、ペダルを一番低い位置にして、『足のつま先』をペダルに乗せて靴底は水平にします。
この状態が「軽く膝が曲がるくらい」の適切なサドルの高さなので、こうなるようにサドルを上下して調節します。
(参考:サイクルベースあさひ『スポーツ車のサドルの高さ調整』)

ハンドルに置いた手に体重を預けすぎず、次の姿勢を取ることで、脚の力が逃げずにペダルへ伝わります。

  • 骨盤を立てる
  • お腹を軽く締める
  • 背中を丸めすぎない

痛みが出る場合は無理をせず、サドルの高さや姿勢を見直してください。

ウォーキングと自転車の効果比較

筋肉への刺激は自転車が有利

下半身の筋肉の維持・強化に関して、ウォーキングと自転車を比較したのが、次の表です。

ただし、これは先ほどの説明のように、下半身全体を効果的に使うペダリングを心がけた場合で、自転車初心者のように、サドルに垂直(アップライト)に座って、上体の力を使わず、太もも前だけで漕ぐのではそれほど効果はありません。

項目ウォーキング自転車
太もも前
太もも裏
お尻
ふくらはぎ
関節への負担
継続しやすさ

※一般的なペダリングを比較した筆者の整理です。運動強度やフォームによって筋活動や関節への負荷は変わります。

骨密度・バランスはウォーキングが優位

効率的なペダリングをすれば、大きな筋肉をウォーキングよりも鍛えることができます。

ただし、「じゃあ、そんなに歩かなくても大丈夫ね!」ということにはなりません。

次の点でウォーキングの方が優れています。

  • 実際の歩行動作の練習
  • 立位でのバランス維持
  • 骨密度の維持(歩くことによる骨への荷重刺激は自転車では代替できない)

【結論】併用が最強の健康習慣

以上のことから、健康長寿のために『歩ける力』を守って自立した生活を送るには、サイクリングとウォーキングを併用するのが望ましいです。

初心者でもできる「お尻漕ぎ」習慣化メソッド

ここまで紹介しましたように、歩ける力を守るには下半身の大きな筋肉の筋力低下を抑えることが大切です。

自転車は、太ももやお尻の大きな筋肉をバランスよく使える運動として、とても優れています。

また、自転車は膝や腰にやさしく、中高年でも安心して続けられる点も魅力です。

さらに「お尻で踏む」「太もも裏で引く」ペダリングを意識すれば、初心者でも下半身の大筋群をバランスよく鍛えることができます。

「お尻漕ぎ」(大臀筋を意識して使うペダリング)習慣化のポイント

週2〜3回・30分から始める

まずは週2~3回、1回30分程度から始め、体力に応じて徐々に増やしていきましょう。

「太ももの前だけで踏む」のではなく、「お尻で踏む+太もも裏で引く」を心がけましょう。

「お尻の筋肉が使われている」「お尻が暖かくなってきている」という感覚があるかを意識してください。

わざわざ30分時間を取るのが難しい方は、通勤や買い物で自転車を利用するのも立派な運動になります。

中強度の運動を目指す

健康効果を高めるには、WHOのガイドラインにもあるように、週150分以上の中強度の身体活動を一つの目安にします。

図:『WHO「身体活動および座位行動に関するガイドライン」』より引用

中強度の運動とは、感覚的には「息が上がるほどではなく、会話はなんとかできる」「軽く汗ばむ」くらいです。

ウォーキングで中強度を目指すとかなり速歩になり、簡単ではありませんが、自転車は中強度まで心拍数を上げやすいという利点があります。

平地だけでなく、軽い坂道や少し重めのギアを取り入れると効果的です。

心拍数を目安にするなら、最大心拍数の60~75%程度にするという方法もあります。

最大心拍数は「220 - 年齢」で簡易的に求めることができます。
例:50歳なら 220 – 50 = 170 が最大心拍数。
(※ 簡易計算なので個人差は大きいです。数字だけに頼らず、運動中の体調や息苦しさなども確認しましょう。)

先に説明しましたように、ウォーキングには自転車での運動では代替できない健康効果があります。
「一生歩ける」体づくりには、サイクリングだけでなく、ウォーキングも行いましょう。

おわりに|自転車は未来の足を救う

自転車は単なる移動手段ではなく、未来の自分の足を守る健康習慣です。

筑波大学の研究でも、自転車利用が高齢者の健康寿命を延ばす可能性があると報告されています。

この研究は「自転車に乗れば健康寿命が延びる」と因果関係を証明したものではありません。

しかし、6年間自転車利用を継続していた高齢者では、その後の要介護化リスクが約26%、死亡リスクが約31%低かったことが報告されており、自転車が健康長寿に役立つ可能性を示す、興味深い研究です。
(参照:『高齢者の健康寿命を10年延ばす!? 筑波大研究で判明した「自転車」の驚きの力』)

つまり、自転車習慣は「歩ける力」を守り、長く元気に暮らすための強力な味方なのです。

今日から『前へヌルっとペダルを押し出す』『太もも裏で引く』ペダリングを意識してみてください。

きっと、将来のあなたの歩みを支えてくれるはずです。

なお、健康長寿が目的ですので、ヘルメットの着用や、事故防止のための安全な走行、適切な水分補給などについても気をつけてください。

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