「人は一人では生きられない」「結局は人間関係がすべてだよね」… こういう言葉、よく聞きませんか?
この『人間関係こそ幸福の鍵』という見方に大きな影響を与えたのが、ハーバード大学が行った「成人発達研究」という調査です。
幸福感は健康長寿に大きな影響を与えますから、これが本当かどうか、気になります。
この研究は有名で、日本でも沢山のメディアが繰り返し引用して記事にしています。
例えば、
●『ハーバードの研究で判明「幸福な人生の重大要素」』
→ 東洋経済オンライン
●『お金でも健康でも地位でも名誉でもない…ハーバード大学84年の史上最長の研究が証明「幸せの絶対条件」』
→ PRESIDENT ONLINE
でも次のように感じて、違和感を持つ人もいるのではないでしょうか。

「ひとりの時間のほうが、正直ほっとする」

「良い人間関係だけが幸福の決め手って、本当?」
「良い人間関係こそが幸せの源!」論は正しいのか、調べてみました。
また、孤独をネガティブにとらえないための考え方と、孤独を幸福につなげる7つの実践法を紹介します。
目 次
ハーバード研究の誤解|『孤独=不幸』は本当?
冒頭に紹介しましたように、「幸せになりたければ、良い人間関係を築きなさい」「人付き合いが多い人は長生き」… このような主張に大きな影響を与えたのが、ハーバード大学の研究です。
ハーバード大学の「成人発達研究」は、1938年に始まり、現在も続いている世界最長の成人追跡調査。当初は724人の男性を対象に、彼らの健康、幸福、人生の質を長期的に追跡し、現在ではその子孫や配偶者も含めて研究が進められています。
【研究の主な発見】
- 人間関係の質が幸福と健康に直結
研究は、年収や学歴、職業などの外的要因よりも、家族や友人との深いつながりが、幸福度や健康状態、さらには寿命に大きな影響を与えることを明らかにしました。 - 孤独は健康に有害
孤独感は心身に悪影響を及ぼし、早死にのリスクを高めることが確認されました。 - 良好な人間関係はストレス緩和に寄与
信頼できる人との関係は、ストレスを軽減し、心身の健康を保つためのバッファーとして機能します。 - 信頼関係は脳の健康を保つ
信頼できる人との関係を持ち続けることで、記憶力や認知機能の低下を遅らせることが示されています。
ここで注意が必要なのは、この研究は、数十年にもわたって人々の生活を『観察』し続けたものであり、「良い人間関係と健康・長寿には密接な関係がある(相関関係)」ことは示せますが、「人間関係が良いことが原因で、健康・長寿という結果が必ず起こる(因果関係)」と証明しているのではありません。
これが、世間に広がる「孤独=不幸」論の最大の誤解の根源です。
例えば、夏場にアイスの売上が増えると同時にプールでの溺死事故も増え、アイスクリームの売上とプールでの溺死事故には相関関係があります。
しかし、どちらも「猛暑」が原因で、アイスクリームを食べたことが原因でプールで溺れる人が増えているわけではありません。
このように、良い人間関係が幸福を生み出すのか、あるいは、幸福な人が良い人間関係を築きやすいのか、あるいは、別の要因が両者に効いているのか、といった疑問は解明されていません。
ところが、この研究を紹介している記事では、「良好な人間関係⇒健康・長寿」という因果関係が証明されたかのように書いているものが少なくありません。
例えば、冒頭で紹介したPresident Onlineの記事が言う「幸福の絶対条件」というのは言い過ぎかもしれません。
さらに、後で述べるように、この研究結果をもって「孤独や内向的な生活が悪い」と断じることは不適切です。
逆に、現代社会においては、SNSやLINEのように人と繋がる手段が増え、過剰な同調圧力が問題視されるようになり、「内向性の価値」や「ソロ活動」の重要性が注目されるようになっています。
『人間関係こそ幸福の鍵』説が どうしてここまで広まった?
どうして、この研究が記事の執筆者達にこんなにも人気で、何度も何度も紹介されるのでしょう?
それには2つの理由があると思います。
① 読者ウケ抜群の『共感ストーリー』
「幸せになるには仲の良い友達や家族が大事ですよ」なんて言われたら、ほとんどの人が「うん、そうだよね」とうなずきますよね。
専門用語もいらず、イメージしやすい…だから記事としても読まれやすい。
② メディアにとって『書きやすく、拡散されやすい』
人間関係の大切さというテーマは、ポジティブで炎上しにくく、共感を得やすいです。
しかもハーバード大というブランドがバックにあるので、信頼性もばっちりです。
ちょっと待ってください…この説、みんなに当てはまるの?
このように「人間関係=幸福のすべて」と言うと、確かに多くの人にとっては心に響くものでしょう。
また、最近は、SNSやLINEの普及で、どこかのコミュニティーに所属しているという安心感を得たい、承認欲求を満たしたいという空気が強まっていますね。
2019年のラグビーのワールドカップの頃は『にわかラグビーファン』が急増し、またコロナの頃はアウトドアが人気になって『にわかキャンパー』が急増して、キャンプ場が「三密」になるという笑えない事態も起こりました。
『にわか』と言っているのは、どちらもブームが過ぎて、今や残っているのは元々好きだったコアな人達だからです。
『にわかファン』が増えるのは、『今みんなが注目しているもの』に参加すると、SNSで「いいね!」がつくというように承認が得られやすくなり、孤立感を避けられるからです。
逆に、人との関わりが薄い人や付き合いに消極的な人は、ネクラとか協調性がないと思われかねない風潮になっています。
しかし一方で、「返事をすぐにしなければ」「既読をつけたのに無視と思われたらどうしよう」「友人から旅行やグルメを楽しむ写真ばかり送られてきて、自分は何もしていないので焦る」など、心が休まる時間が減ってしまう人も少なくありません。
「私にとって一人の時間が最高で、絶対に必要」「人に合わせるのが苦手というか苦痛」「孤独を楽しんで幸せそうな人もいますよね?」と思う人達も少なからずいます。
ある調査では、日本人が「人生において最も優先する事項」として「自分のための時間」が次のように1位となっています。
(参照:Euromonitor International『日本は人生における「ひとり時間」優先率が世界一、マッチングアプリの使用率も世界最低』https://www.euromonitor.com/press/press-releases/february-2025/japan-alone-time-culture )
また、韓国では「ホンジョク」(一人ご飯・一人旅行など『一人で楽しむ文化』)が若者を中心に定着しています。
韓国国家統計庁の調査では、 15歳以上の56.8%が「余暇は一人で楽しむことを好む」と回答しました。
『人とのつながり』以外にもある、幸福感の源
次に、人付き合いに過度に依存しない幸福の形があることを紹介したいと思います。
幸福感を支える3つの柱
そもそも、何をもって幸福と言うんでしょう?
「幸福」や「不幸」という言葉はよく使いますが、まともに質問されると即答できない方が多いのではないでしょうか?
中には「人との良い関係より、お金があることが幸せかなぁ」という人もいるかもしれません(笑)。
しかし、問題はそのお金で何をしたいかですよね。
心理学の「自己決定理論(Self-Determination Theory)」によれば、人が幸福を感じるには以下の3つの欲求が満たされていることが重要だとされています:
- 自分で決められること(自律性)
- 人に「これをして!」と言われてやるのと、自分で「これをしたい」と思ってやるのでは、同じ内容でもやる気が全然違いますよね。
- できる実感(有能性)
- ゲームでレベルアップしたり、料理が上手になったり、スポーツでいいプレーができるようになったりすると嬉しいですよね。この「できた!」という感覚が満足につながります。
- つながり(関係性)
- 家族や友人、同僚との良好な関係があると、人は安心感を得て、幸福感を感じられます。

この3つのうち、「つながり(関係性)」ばかりが強調されすぎていませんか?
「自分で決められること(自律性)」や「できる実感(有能性)」も同じくらい大切です。
「自分の好きなように暮らし、好きなことに集中できている」という状態は、人間関係が薄くても高い幸福感につながることがあります。
幸福のカギは「人付き合い」だけじゃない?
「一人時間を楽しむ」
人間関係が大切なのは確かですが、むしろ、人付き合いに疲れた現代人にとって、「ひとり充実」の大切さが見直されています。
他人の意見や要望に合わせたり、他人からの評価を気にしたりするのではなく、自分が本当にしたいことに焦点を合わせて生きることも立派な幸せのカタチです。
近年、人気が高まっている「お一人様○○」(「お一人様旅行」「お一人様ランチ/ディナー」「お一人様映画」)も「ひとり充実」の例ですね。
娯楽だけでなく、仕事においても創造性を高めたり、リフレッシュしたり、自己理解を深めたりするためにも必要な時間です。
「ひとり充実」のメリットには以下のものがあります:
- 社会的なプレッシャーから離れられる
- 自分の価値観や興味を再認識できる
- 自主性や選択力が高まる
- 心理的に健康になる
あなたは「ひとり時間」を楽しめるタイプですか?
「ひとり充実」著名人の例
「他者からの孤立」ではなく、自ら選び取った孤独な時間を使って、創造・成長・探究に没頭した著名人は非常に多く、例を挙げてみます(敬称略)。
◉ 河井寛次郎(陶芸家)
京都の陶工で、「用の美」を追求し、日々静かに作陶に打ち込んだ人物。
大勢に作品を売るよりも、「自分が良いと思うものを静かに作る」ことに価値を置き、孤独を自分の美意識の源泉として受け入れていました。
◉ ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(画家)
社会的には孤立しがちでしたが、絵を描くことそのものに強い没入感と精神的満足を感じていました。
彼の手紙(弟テオへの書簡)には、「自然の中で一人描くことが、心を救ってくれる」という趣旨の記述が多数あります。
◉ グリゴリー・ペレルマン(ロシアの数学者)
「ポアンカレ予想」という超難問を証明した天才。
この功績により賞と懸賞金(100万ドル)の両方が贈られたが、名声や報酬に興味がない彼はどちらも辞退。
孤独を好み、「数学的真理の探究」や「自分の知的能力を注ぎ込むこと」に強い充足感や幸福を見出していたと考えられています。

「ひとり充実」は、才能より「姿勢」
先ほど挙げた著名人は、いずれも卓越した才能や強い内的動機を持っている方々ばかりでした。
でも、「才能ある人だけが孤独で幸せになれる」ということではありません。
- 幸福の条件は『才能』より『納得感』
孤独な時間を、「自分のペースで生きている」と実感できれば、人はそこに幸福を見出せます。それは何かの分野で大成しなくてもよく、たとえば:
・朝の静かな読書
・一人で行くカフェ巡り
・誰にも気を使わずに走るサイクリング
・家庭菜園で土に触れる時間
こういった日常の「ささやかな一人時間」でも、十分に幸福の源になり得ます。 - 『誰かといないと不安』から自由になれると、幸福の幅が広がる
社会的同調圧力やSNS文化もあいまって、1人で過ごすことを「時間の無駄遣い」と見なしたり、非社交的・暗い性格の表れと考え、多くの人は「孤独=悪」と思い込んでしまいがちです。
でも、「今日は誰とも会わない日。それが心地いい」と思える日があったっていい。
自分で選んだ孤独には、癒しと回復の力があるという事実は、誰にでも当てはまるものです。 - むしろ、『非天才型』の一般人こそ恩恵が大きい場合も
人間関係で疲弊している人、常に他人の評価が気になってしまう人ほど、意図的な孤独によって「自分を取り戻す」感覚を味わえることがあります。
孤独=『心の整備時間』と考えると、それはもはや才能の有無に関係なく、全員に必要なライフスキルとも言えるでしょう。
健康と幸福の深い関係
幸福は健康長寿に寄与する ― 研究からわかること
「健康のために、適度な運動をしましょう」「野菜をもっと食べましょう」… このようなアドバイスは、聞き飽きていますよね。
このブログでも自転車運動の健康効果を紹介してきました:
・『ダイエットの運動には自転車が最適 ~ 健康と楽しみを手に入れる方法』
・『【WHO推奨】健康寿命を延ばす運動量とは?中強度の有酸素運動で無理なく実践』
・『高齢者の健康寿命を10年延ばす!? 筑波大研究で判明した「自転車」の驚きの力』
でも、健康にとってもうひとつ見逃せない要素があります… それが「幸福感」です。
「健康と幸福って別モノでは?」とピンとこない方もおられるかもしれませんが、実は、「自分は幸せだ」と感じている人のほうが、病気になりにくく、長生きするという研究がたくさんあります。
【研究例】
- ノースカロライナ大学『アメリカにおける幸福と長寿』
非常に幸せな人に比べ、「まあまあ幸せ」「あまり幸せでない」と答えた人は、死亡リスクがそれぞれ 6%、14% 高くなる、という驚きの結果。
これは年代や所得、結婚状態などを除外しても変わらなかったという、信頼性の高い分析。 - オークリッジ科学教育研究所『幸福度と生活満足度による米国の平均寿命と全死亡率の不平等:縦断的研究』
90件以上の縦断的研究データ(100万人超)をまとめたメタ分析では、幸福感(主観的ウェルビーイング)が死亡リスクを平均8%低下させる、という結果が出ています。
男女とも同様で、一定の効果が示されました。
このように「幸福感」が増せば、「健康長寿」にも寄与します。
「孤独=健康長寿に良くない」一辺倒の議論の問題点
現在のメディアや行政の多くは、次のようなネガティブな孤独像を強調しています:
孤独な高齢者は寿命が短くなる、認知症・うつ・自殺リスクが上昇するといったことです。
たしかにこれは多くの疫学調査で確認された相関関係に基づいています。
身の周りでも、バリバリの仕事人間だった人がリタイアし、その直後は、それまで忙しくてできなかったレジャーなどを楽しみ、「リタイヤ生活は最高!」と言っていた人が、しばらくすると、「自分がいなくても社会は回っている」という虚しさや、「親友がおらず、一人でいても楽しくない」という孤独感を感じる、というのはよく聞く話です。
『望まない孤独』、すなわち社会的に排除され、苦しみを伴う孤独は確かに、健康悪化、抑うつ、早期死亡のリスク増というネガティブな影響をもたらします。
けれども、孤独のタイプには異なるものがあり、「孤独=健康長寿に悪い」という論調はそれを無視した一面的な議論と言わざるを得ません。
京都大学研究が示す『孤独を楽しむ高齢者は幸福感が高い』という結果
『積極的孤独』という自ら望む孤独もあり、内面の充実や集中、創造、達成感、充実感を生みます。
京都大学の研究『一人の時間を楽しむ高齢者は幸福感が高いのか -孤独を好む志向性と主観的幸福感の関連-』が示したのはまさにこれです。
この研究の結果は『「孤独を楽しむ」志向を持つ人ほど、ネガティブ感情が少なく幸福感(ポジティブ感情+人生満足度)が高い』という、非常に興味深いものです。
先に例として挙げた「ひとり充実」著名人に、孤独を止めてもらったとしたらどうでしょう?
彼らは不幸になってしまい、偉大な成果も生み出せなかったのではないでしょうか(笑)。
大切なのは、孤独そのものではなく、その孤独をどう受け取り、どう使うかという視点かもしれません。
ここからは、実際に“ひとり時間”を充実させるための実践法を紹介します。
孤独から幸福を得るための7つの実践アイデア
孤独を楽しむには、ただ一人で過ごす時間を増やすだけでは不十分です。
「どう過ごすか」を意識することで、その時間が充実したものになり、幸福感も高まります。
ここでは、年齢や立場に関係なく、日常にすぐ取り入れられる方法をご紹介します。
1. 小さな「ひとり習慣」を作る
- 朝の10分だけ、コーヒーを飲みながら読書
- 帰宅後、スマホを置いて静かにストレッチ
ポイントは、短くても毎日続けられること。積み重ねが「自分時間」の質を高めます。
効果:毎日の小さな儀式は心理的安定と自己効力感を高める
根拠:行動科学の研究では、「習慣化された行動」はストレス耐性を高め、自己肯定感の向上にも寄与するとされる
2. デジタルデトックスデーを設定する
SNSや通知は、人間関係の雑音を常に運んできます。
週に1回だけでもスマホを手放し、自分の興味や感覚に集中する時間を作りましょう。
効果:情報過多を防ぎ、脳の疲労を軽減
根拠:心理学研究で、SNS利用を減らすと抑うつ症状が軽減し、幸福感が高まることが確認されている
3. 好奇心を満たす「一人探検」をする
近所のカフェ、図書館、神社、公園…未訪問の場所に一人で行ってみましょう。
小さな冒険は、自分の感性を刺激し、リフレッシュにつながります。
効果:新奇性が脳を刺激し、ドーパミン分泌を促す
根拠:神経科学研究では、新しい体験が報酬系を活性化させ、幸福感やモチベーションを高めることが示されている
4. 日記や記録をつける
「今日感じたこと」「やってみて楽しかったこと」をメモすることで、孤独な時間が「成長の記録」になります。
見返すと、自分の変化にも気づけます。
効果:感情整理と自己理解が深まり、ストレス軽減
根拠:ポジティブ心理学の研究で、感謝や出来事を記録する「ジャーナリング」が幸福感を高める効果が報告されている
5. 孤独と社交のバランスを決める
完全に人付き合いを断つのではなく、「この日は友人と会う」「この週末は一人で過ごす」など、
あらかじめ予定を組み、心地よいリズムを保ちましょう。
効果:過度な孤立や過剰な社交によるストレスを防ぐ
根拠:社会心理学の研究で、人は「望む社会的接触の量」と「実際の接触量」が一致していると幸福感が高まることが分かっている
6. 趣味のスキルを意識的に伸ばす
積極的に孤独を選び、集中できる環境で自分の趣味や関心分野のスキルを高めましょう。
例:
- 写真撮影や動画編集の技術を学ぶ
- 楽器の演奏を練習する
- ガーデニングで理想の庭を作る
効果:「できる実感(有能性)」が高まり、自己成長感が得られる
根拠:自己決定理論では、有能性の充足がモチベーションと幸福感の重要要因とされる
7. 理想のものを創り上げる
創造活動をすると「できる実感」と自己表現の満足感を同時に得られます。
- プラモデルを自分のアイデアで改造(カスタム化)し、自分だけの作品を造る
- オリジナルのレシピを開発する
- 小説やエッセイを執筆する
効果:創造行為は自己表現と達成感を同時に満たす
根拠:心理学研究では、クリエイティブ活動がフロー状態(時間を忘れる没頭状態)を生み、幸福感や充実感を大きく高めることが示されている
おわりに
健康長寿には適度な運動をするだけでなく、幸福感も大事です。
幸福感に関して、メディアの偏った記事が多いこともあり、「良好な人間関係」が幸福の主要要因と語られることが非常に多いですね。
けれども、人との関わりが少ないからといってふさぎ込み、不幸になる必要はありません。
ハーバード大学の研究の意図は「人間関係の重要性」を強調するものですが、逆に、現代社会においては「内向性の価値」や「ソロ活動」の重要性が再評価されています。
『ひとり』を恐れず、自分の幸福を定義できる人こそ、これからの時代をしなやかに生きられるのかもしれません
孤独や内向的な生活の選択は、決して否定されるべきものではなく、それぞれの価値を尊重する視点が必要だと思います。
各人が自分に合ったライフスタイルを選び、健康を保つためのバランスが必要だと思います。





























「無理して付き合う人間関係に疲れた」