300品種の梅が咲く絶景を求めて! 小田原フラワーガーデンへ e-bikeでサイクリング

春が待ち遠しい1月末、快晴の下、小田原フラワーガーデンへサイクリングに出発!

目的は同ガーデンで開催中の「梅まつり」と心地よい風景。

この記事ではその魅力を紹介したいと思います。

昨年は次の記事のように、同じく小田原市にある曽我梅林の梅祭りに行きましたが、今回は、まだ行ったことのないこちらに行ってみました。

今年の小田原フラワーガーデンでの梅まつりは3月2日まで開催されているので、行こうかどうしようかと思っている人の参考になれば幸いです。

小田原フラワーガーデンとは

小田原フラワーガーデンは、小田原市の市営施設で、四季折々の花々が楽しめる公園です。

入場料は無料ですが、「トロピカルドーム温室」という熱帯植物館への入館料は200円です。

小田原フラワーガーデンの概観図

梅は「渓流の梅園」で楽しむことができます。

先程の概観図にあるように、梅園は丘陵に位置し、池や渓流もあります。

開園スケジュールは次のとおりです:
● 開園時間: 午前9時~午後5時
● 休園日: 月曜日(祝日、休日の場合は翌日)、年末年始

小田原フラワーガーデンまでのサイクリングルート

自宅がある藤沢市から小田原フラワーガーデンまでは約34km道のりでした。

自転車はヤマハのe-bike「WABASH RT」です。

ルートは次の地図のように、最初は海沿いの国道134号線、その後、大磯から国道1号線に入り、国府津で国道717号線まで北上し、後は道なりに小田原フラワーガーデンまでというものです。

家を9時半に出て、途中、休憩も入れながら小田原フラワーガーデンに到着したのが11時半でした。

次の写真は茅ヶ崎市と平塚市の境にある相模川にかかる相模大橋を渡っているところです。

空は快晴で、風は殆どなく、絶好のサイクリング日和です。

前方に富士山が見え、テンションが上がりました!

相模大橋を走行中…前方に富士山がくっきりと見えました

平塚を過ぎて次は大磯に入ります。

次の写真は大磯にある旧東海道の松並木です。

箱根駅伝のテレビ中継でここを必死に走っている選手の映像を見たことがある人は多いと思います。

大磯の旧東海道の松並木

小田原市の酒匂川にかかる「富士見大橋」から見る富士山があまりに綺麗だったので思わず「わあ!」と声が出ました(次の写真)。

富士見大橋から望む富士山

次の写真は「富士見大橋」の下を流れる酒匂川です。

広々とした河川敷で、石拾いも楽しめそうです。

富士見大橋の下の河川敷

小田原フラワーガーデンへの最後の1kmは、斜度が15%前後ありそうな急な坂を含む長い坂でした。

e-bikeのおかげで楽々登れましたが、普通の自転車だったら途中で引き返していたかもしれません(笑)。

WABASH RTの強力なアシスト力のありがたさが今回も身に沁みました。

約2時間のサイクリングを終え、小田原フラワーガーデンに到着しました!

駐輪スペースは広く、無料で利用できますので、安心して自転車を停めて園内を楽しむことができます。

小田原フラワーガーデンの駐輪場

次の写真は、駐輪場から管理棟を見たところです。

小田原フラワーガーデンの管理棟

平日のお昼ごろだったせいか、来場客はまばらで、ほぼ全員、私のような高齢者でした。

最近、観光地に行くと外国人観光客が多いのにびっくりしますが、ここでは一人も見かけませんでした。

未だ外国人に知られていない穴場ですね(笑)。

小田原フラワーガーデンを散策

「梅まつり」の様子

園内には約480本の梅の木が植えられており、品種も豊富で何と300種!

この品種の多さは関東最多級だそうです。

白梅の品種を紹介する看板

ここでの梅の見ごろの時期は、2月上旬に早咲きの梅が見頃となり、2月下旬に全体としての見頃となるそうです。

私が行ったのは1月31日でしたが、早咲きの梅はほぼ全開でした。

梅まつりでは、様々な梅の品種を楽しむことができるだけでなく、地元の特産品を販売するマーケットや、梅を使ったスイーツやドリンクを提供する屋台も出店されます。

また、梅にまつわるイベントも行われており、小さな子供がいる家族からカップル、シニアまで楽しめそうです。

詳しくは「2025 梅まつり」に関する次のWebページをご覧ください:https://www.kanagawaparks.com/odawarafg/event/2025011610335117081.html

「渓流の梅園」内の散策路は広々としており、のんびりと歩きながら自然を満喫できるのも魅力の一つです。

白梅と紅梅のコントラストがまるで日本画のように美しい!

香りもほのかに漂い、春の訪れを感じました。

特に印象に残ったのは、古木の梅の木々が持つ独特の風格です。

ゴツゴツした幹の形状や樹皮の表情と可憐な梅の花の対比がなんとも言えず風情があります。

撮影した梅の写真を幾つか紹介します。

梅の花1
梅の花2
梅の花3

次の動画は短いですが、「渓流の梅園」の雰囲気は写真よりも分かりやすいと思います。

次の写真は、センター直営のテイクアウトカフェ「ハイビスカス」です。

屋内に座って食べられるテーブルもあります。

テイクアウトカフェ「ハイビスカス」

 
私は小田原産の梅肉とかまぼこをトッピングした「梅まつりそば」(700円)をここでいただきました

テイクアウトカフェ「ハイビスカス」の「梅まつりそば」

たこ焼き屋さんのキッチンカーもありました(次の写真)。

キッチンカーも出ていました

トロピカルドーム温室

園内の特徴的な施設のひとつが、「トロピカルドーム温室」という熱帯植物館です。

ここへの入館料は200円。

この温室は、隣接する小田原市環境事業センター(ゴミ焼却施設)の余熱を利用している温室です。

中には約300種の熱帯・亜熱帯の花木、果樹を植栽しており、冬でも暖かく過ごせます。

温室への入口に本日のお勧めの草花が紹介されているので、これらを探しながら温室内を巡ると楽しいと思います。

次の動画も短いですが、温室内の様子を紹介します。

温室の手前には売店も併設されており、地元産の農産物や梅を使ったジャムやスイーツ、ドレッシング、梅茶漬けなどの特産品が手に入ります。

おわりに

今回のサイクリングでは、小田原フラワーガーデンの梅まつりを訪れ、梅の美しさを存分に堪能しました。

往復で約4時間のサイクリングと観梅を組み合わせることで、移動そのものも楽しみの一部になり、心地よい達成感を味わうことができました。

園内では、梅の花だけでなく、トロピカルドーム温室や地元の特産品を楽しめるマーケットもあり、見どころが豊富でした。

今年の梅まつりは3月2日まで開催されています。満開の梅を楽しみたい方は、ぜひ訪れてみてください!

また、今後も季節ごとの花を求めてサイクリングに出かけたいと思います。次回は春の桜を楽しみにしています。

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