心も体もリフレッシュ! サイクリングと日帰り湯の最強コンビネーション

「ただサイクリングするだけではなく、達成感のある目的地は何かないかな?」

「休みの日にもっと非日常感を味わい、リフレッシュしたい!」

こんな方におすすめしたいのが、サイクリングと日帰り湯を組み合わせたレジャーです!

サイクリングは心身の健康を促進する素晴らしい運動ですが、日帰り湯を目的地にすることで、両方の魅力を一度に楽しめます。

非日常的な体験を通して、ストレスから解放されて新たな活力を得られること、間違いありません!

 「サイクリング × 日帰り湯」には良い効果がいっぱい!

サイクリングと日帰り湯には、次のようにたくさんのメリットがあり、この二つを組み合わせると最高のレジャーになります。

有酸素運動のサイクリングで健康増進

サイクリングは、全身を使う有酸素運動であり、心肺機能を向上させるだけでなく、筋力や持久力も鍛えられます。

また、体重がサドル、ハンドル、ペダルに分散されるため、膝や股関節にかかる負荷が軽減されて安全にできる運動です。

楽に長く有酸素運動ができるサイクリング

以下は、サイクリングの具体的な健康効果です。

心肺機能の向上: 定期的なサイクリングは心臓や肺を強化し、持久力を高めます。
これにより日常生活でも疲れにくくなります。

生活習慣病の予防: サイクリングは生活習慣病の予防に非常に効果的です。
血中の中性脂肪や悪玉コレステロールが減少し、善玉コレステロールが増加します。
これにより、糖尿病や高血圧、動脈硬化などのリスクが低下します。

免疫力の向上: 定期的な有酸素運動は免疫系を強化する効果があります。
軽度から中程度の運動は免疫細胞を活性化し、風邪や感染症にかかりにくい体作りにも役立ちます

体重管理: カロリー消費が促進されるため、体重管理にも効果的です。
サイクリングは長時間、運動しても疲れにくい運動なので、多くのカロリーを消費できます。

メンタルヘルスの向上: 日帰り湯のある場所は都会の喧騒を離れた静かな場所にあり、特に山間部に多いものです。
サイクリングで見慣れた家の近所を離れ、風を感じ、景色を楽しむことで心のリフレッシュ効果も抜群です。
また、日帰り湯と合わせて観光地として発展しているところもあり、そこを訪れるだけでも楽しい気分になります。

日帰り湯でリラックス&血行促進

日帰り湯の効果

血行促進: 日帰り湯には血行を良くして筋肉をほぐす効果があるため、筋肉痛や疲労感が軽減されます。

リラクゼーション効果: 日帰り湯の施設は日常生活を送る自宅とは全く異なる雰囲気を持つ空間です。
露天風呂などの様々な種類のお風に浸かりながら山々の緑や川のせせらぎを眺めたりして、日常の喧騒を忘れ、心身ともにリラックスできます。

温泉成分による治療効果: 温泉の場合、その温泉に特有な成分が含まれており、成分によって皮膚病や打撲・捻挫、腰痛など、特定の症状に対して効能があります。

食事処で食欲を満たし、エネルギー・チャージ!

日帰り湯の施設には多くの場合、食事処があります。

ここで地元の名物料理や軽食などを楽しむことができるため、エネルギー補給にも最適です。

サイクリングで消費したカロリーを美味しい料理で補給するのは、何とも言えない贅沢なひとときです。

休憩室でリラックス

湯に入って食事もし、その後、休憩室でまったりするのは至福の時間です。

中には無料なのに、飛行機のファーストクラスのような隣が見えない仕切りとテレビが付いたリクライニングシートの利用や、漫画や雑誌を読み放題できるところもあります。

仮眠をとってもいいですが、ただ横になっているだけでも、疲労の回復に役立ちます。

ある日の「サイクリング × 日帰り湯」

最近、日帰り温泉に自転車で行ってきましたので、そのときの様子を紹介します。

出発! 目的地は27km先の温泉「名水はだの富士見の湯」

朝10時に、日帰り温泉施設「名水はだの富士見の湯」をめざして自宅をスタート。

天気は快晴で絶好のサイクリング日和です!

自転車はe-bikeのYAMAHA WABASH RTで、荷物をたくさん入れられるリアバッグを取り付けています。

マイ WABASH RT

温泉施設は自宅からみると、山の方面の秦野市にあるので上り坂が多いルートですが、このe-bikeで驚くほど楽に走れました。

目的地到着! さっそく温泉へ

11時半ごろに目的地に到着!

次の写真の左側の施設が「名水はだの富士見の湯」で、ハイキングに人気のある弘法山へ上る道の途中にあります。

右側にあるのは、「はだのクリーンセンター」という可燃ごみを焼却処理する施設です。

ゴミ焼却時に発生する熱エネルギーを利用して「名水はだの富士見の湯」の温泉を加温していて、エネルギーの有効活用と環境への配慮を両立させた取り組みだそうです。

左側が「名水はだの富士見の湯」

「名水はだの富士見の湯」は神奈川県秦野市の市営温浴施設です。

そのため、秦野市民の入館料は600円と安くなっていて、市外の人は800円です。

地下100メートルから汲み上げた名水を使用していて、「メタけい酸」が豊富に含まれています。

この成分は肌を滑らかにし、保湿効果があるとされています。

お風呂の種類は露天風呂、大風呂、ジャグジー、ドライサウナ、水風呂です。

次の写真は露天風呂ですが、青空の下、富士山や大山が綺麗に見られました。

富士山を眺望できる露天岩風呂
(浴室内の撮影は禁止なので、施設のHPから写真をお借りしました)

リラックス効果のあるジャグジー
(浴室内の撮影は禁止なので、施設のHPから写真をお借りしました)

平日の昼時なので、来ている方々は全員シニアで地元の人達のようでした。

汗をかいた体をさっと洗い、温泉に浸かるとその瞬間に疲れが溶けていくような感覚になりました。

ここは有名人の方も来ているようで、色紙が飾ってありました。

食事と休憩

温泉を堪能した後は、施設内のお食事処「富士見テラス」で昼食です。

秦野名物のそばを使った月見ととろそばをいただきました。

もう腹ペコだったので、非常においしかったです。

秦野名物のそばを使った月見ととろそば

周りの景色もすばらしく、食事処「富士見テラス」の外にあるバルコニーから、富士山を望めました。

雲一つない青空の下で見た富士山が忘れられません。

2階にある食事処のバルコニーから富士山を望む

お腹も満たされ、休憩室でリクライニングチェアに横たわりました。

音を絞ったテレビをぼんやり見ながらウトウトし、何とも言えない至福の時間でした!

休憩室

売店もあり、 丹沢そばの乾麵を買いました。

帰り道も快適!温泉効果で疲れ知らず

帰りにちょっと弘法山の見晴台までe-bikeのWABASH RTで上ってみましたが、富士山がよく見え、絶景でした。

弘法山の見晴台から見る富士山

弘法山を後にして家路につきましたが、温泉のリラックス効果のおかげで、帰り道は予想以上に体が軽く感じ、午後3時過ぎに帰宅しました。

往復54kmのサイクリングの程よい疲労感が、むしろ満足感を高めてくれました。 

日帰り湯サイクリングのポイント

これから「日帰り湯 × サイクリング」をしてみようという方向けに、計画や準備、日帰り湯での過ごし方などについて紹介します。

日帰り湯の目的地の選び方

初めての場合、いきなり遠方の日帰り湯行きにチャレンジするのではなく、片道1〜2時間程度の距離から始めるのがおすすめです。

日帰り湯を探すのに便利なサイトには次のようなものがあります:

日帰り湯施設について、事前に以下のチェックをしておくと安心です。

【施設・サービスについて】

  • 料金: 入浴料は? 岩盤浴など、オプション料金は?
  • 営業時間: 何時から何時まで?
  • 定休日: 定休日はいつ?
  • 食事: レストランや食事処はあるか?
  • 休憩スペース: 休憩所やリラックススペースはあるか?

【アメニティーについて】

  • バスタオル、フェイスタオル: 施設によっては有料の場合があります
  • シャンプー、リンスなど: 施設によっては備え付けがない場合があります

【その他】

  • 飲食物の持ち込み: 多くの施設で禁止されています。

日帰り湯に持っていくもの

飲み物や補給食、駐輪時にロックする鍵、簡易修理キットなど、通常のサイクリングに持っていくものに加えて、次のものを用意します。

  • バスタオルとフェイスタオル: 有料の場合、費用を抑えるために自分のものを持っていく
  • 入浴後に着替える服:  入浴で汗を流した後は、すぐに乾いた替えの服に着替える
  • ビニール袋: 濡れたものを入れる
  • 現金: 念のため、いくらか現金を持っておくと安心(例:下駄箱や更衣室のロッカーの鍵をかけるのに100円玉を入れる必要があるところがあります)
  • 健康保険証: 万が一の際に必要
  • 帰り道での湯冷めを防ぐ衣服: 特に秋・冬は気温が低いので、湯冷めしないように防寒対策は必須です。
    ウィンドブレーカーやイヤーウォーマー、ネックウォーマーなどを必要に応じて用意します。

荷物を運ぶためのバッグ

日帰り湯へ行くときは荷物が多くなりますが、こういうとき電動アシスト自転車は便利ですね。

荷物が1、2kg増えても、別に走行が大変になることはありませんから。

問題は荷物を入れるバッグで、大きめのバッグが必要となります。

私がこれまで使っていたリアバッグは一応、”大容量”といううたい文句の商品ですが、12L(リットル)の容量で、日帰り湯へのサイクリングに持っていく荷物を全部、入れることはできませんでした。

バックパック(リュックサック)に入れて背中に担いでいくというのでも良いと思いますが、肩がこったり汗をかいて背中がむれたりすると嫌ですよね。

そこで、次の20Lの容量があるゼファールのリアバッグ「Z TRAVELER 60」というのを購入しました。

これだと、上記の持ち物を全部入れられる上、大きすぎることもなく丁度よいサイズでした。

 

このバッグには次の特長があり、非常に満足しました。
● パニアバッグのスタイルではないのに、20Lも容量があるのは珍しい
20Lあれば、日帰りのサイクリングに必要な大概の荷物は運べると思います。

パニアバッグにあるような欠点がない
パニアバッグというのは、次の写真のように自転車のリアキャリアの左右に装着するバッグのことです。

アマゾンの商品写真を引用: https://x.gd/wQglX

パニアバッグは非常に多くの荷物があるときは便利ですが、次の欠点もあります
・ 見た目が大仰で、自転車のスポーティーな外観が損なわれる
・ パニアバッグを取り付けると自転車の車幅が広くなるため、駐輪スペースで場所をとったり狭い道での走行が困難になったりする
・ パニアバッグは、特に横風を受けやすいため、空気抵抗が増加し、走行速度が遅くなったりペダルを漕ぐのにより多くの力が必要になったりする

ゼファールの「Z TRAVELER 60」を斜め上から見下ろした写真

日帰り湯での過ごし方

● 入浴中の注意点
長時間の入浴を避けましょう。
入浴にはリラックス効果がありますが、長時間浸かると体温が上昇しすぎてしまうことがあります。
適度な時間(15〜20分程度)で入浴することをおすすめします。

● 冷水浴の利用
入浴後に冷水浴を行うことで、血行が促進され、疲労回復につながります。
また、体温調節にも役立ちます。

注意点

天候に注意し、無理のない計画を立てましょう。

また、「日帰り湯に持っていくもの」のところでも触れましたが、特に秋冬のサイクリングでは、防寒対策と帰り道での体温低下に注意が必要です。

帰りに体が冷えて風邪をひいてしまわないように、日帰り湯でしっかり温まり、帰りは風を通さないジャケットを着ると安心です。

風が強い日や寒い日には、特に注意が必要です。

耳や首元をカバーするアイテム(イヤーウォーマーやネックウォーマーなど)を持参すると良いでしょう。

帰り道は無理せず、自分のペースでサイクリングすることが大切です。

疲労感が強い場合は休憩を取りながら帰宅しましょう。

おわりに

日帰り湯を目的地としたサイクリングは、有酸素運動としての健康効果だけでなく、リラクゼーションや栄養補給など多くの利点があります。

この素晴らしい組み合わせは、自分自身へのご褒美としても最適です。

次の週末はぜひ「サイクリング × 日帰り湯」を試してみませんか?

心身ともにリフレッシュできること間違いなしです!

LEANY(レニー) | プチプラでおしゃれなヨガウェア・フィットネスウェア

【Allgu(オールグゥ)】 SNSで話題の滑車式骨盤ベルト