自転車での死亡・重傷事故の8割は対自動車 – 自転車にバックミラーを付けましょう

自転車は最高のダイエット・ツールだけど・・・

中高年が健康寿命を延ばすには自転車が最高です。

また、目玉が飛び出るような高額のロードレーサーより、普通のクロスバイクや前傾姿勢をとれる電動アシスト自転車の方がいいと思います。

その理由は過去の記事で書きました。

自転車はダイエットのための最高の道具ですが、事故ったら元も子もありません

健康長寿の目標が吹っ飛んでしまいかねません。

自転車の死亡・重傷事故の相手は約8割が自動車

警察庁のHPに自転車事故の分析が載っています。

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html

下のグラフのように、自転車関連の死亡・重傷事故の相手当事者は、やはり自動車が76%と最も多くなっています。

以前、自転車は歩道をメインに走っていましたが、「自転車は軽車両であり、原則、車道を走ること」という法令がだんだんと浸透してきたので、自動車との事故が多い傾向は増えていくと思います。

警察庁のHPより転載

中高年が自転車に乗っているとき、首を動かすと自転車がふらついてしまう

自転車が交差点に近づくと、誰しも首を左右に振って、車や歩行者が来ないか確認します。

特に信号が無いところや見通しが悪いところでは、この確認は大事です。

また直進している場合でも、前に駐車している車があれば、車道左側を走る自転車はそれを追い越すために、進路を右の方(道の中央の方)にふくらませねばなりません。

この際、下手に進路変更をすると、自転車はスピードが遅いので、高速で来る後ろの車に接触する恐れがあります。

そのため、後ろから何が来るのか、首を右後ろに回して確認せざるを得ません。

特に後ろにいるのがダンプカーのような大型車だと、避ける余地が少ないので怖いです。

このように右後ろに首を回したりすると、中高年の場合、身体機能の衰えから危ないことになります。

例えば、首を右後ろに回すことで、ハンドルも右に切ってしまい、接触事故を起こしてしまう恐れがあります。

40歳を過ぎると動体視力も衰えてくる

また、動体視力の衰えも意識する必要があります。

一般的に動体視力は20歳前後にピークとなり、40代からはどんどん低下してしまいます。

ある調査では平均的な70歳以上の人の動体視力は0.1前後まで低下しているそうです。

交差点でパッパッと左右を見たり、サッと振り返って後方の車を確認しようとしても、実はよく見えていない恐れがあります。

バックミラーがあれば、首を後ろに回す動作が必要ないので、よりしっかりと後方確認ができると思います。

余談ですが、高齢者の自動車運転免許証の更新のためには高齢者講習を受ける必要があります。

この講習の中でも動体視力検査をするそうです。

その理由は、動体視力が低下しているのに気づかずにそのまま運転を続けると危険なので、検査で動体視力の数値を確認し、注意を促すためだそうです。

特に中高年は自転車のハンドルにバックミラーを付けよう

自転車の走行中に危険が無いことを確認するために、首を左右に振ったり後ろに回したりするのが怖い、動体視力にも自信がないという中高年は多いのではないでしょうか。

かく言う私もそうです。

そのため、中高年はバックミラーを取り付けるべきだと思います。

でも、中高年の人でバックミラーを付けた自転車に乗っているのを殆ど見かけません。

なぜ付けないのか不思議でしかたがありません。

私は、これまで結構、色々なバックミラーを試してきました。

ミラーの大きさやミラーを支える首の長さ、プラスティックや金属のものなどの材質など、色んなミラーを買ってきました。

買って失敗だったのは、下の写真のようなミラーを支える首が長いものです。

止まっているときは見やすいのですが、走り出すと首が長いため振動でミラーが揺れるので、ミラーが非常に見にくくなってしまいます。

買って失敗だったバックミラー

オススメのバックミラー

私は、後方の見やすさ、角度の調整のしやすさ、堅牢性、デザイン性などから、BUSCH&MULLER社製のミラーに落ち着きました。

これは、内径が17㎜以上のハンドルバーに装着可能ですので、大概のハンドルに装着可能です。

私の所有するブリジストンTB1eとBESV JR1、Birdy Air、全部にこのメーカーのミラーをつけています。

クロスバイクや折り畳み自転車のストレートなハンドルには下のBUSCH&MULLER CYCLE901/3が向きます。

下の写真は私のブリジストンTB1eという電動アシスト自転車に取り付けたBUSCH&MULLER CYCLE901/3です。

折り畳み自転車のBirdy AirにもBUSCH&MULLER CYCLE901/3を付けました。

下の写真の右側のように、このミラーを付けたまま折り畳むこともできます。

ロードバイク型自転車のドロップハンドルには下のBUSCH&MULLER CYCLE901/2が向きます。

ロードバイク型の電動アシスト自転車、BESV JR1に取り付けたBUSCH&MULLER CYCLE901/2の写真が下です。

おわりに

法律上、自転車で公道を走る際に必須のパーツは、ブレーキ(制御装置)、ライト、反射器材の3つです。

しかし中高年になると身体機能が衰えてくるのは誰しも避けられないことで、特に中高年が自転車に乗る場合、バックミラーは必須だと思います。

一度バックミラーを付け、それで後方確認するのに慣れると、付いてない自転車に乗るのが不安になると思います。

バックミラーを付けて、自転車という素晴らしいダイエットツールをより安心安全で使いたいものです。

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