電動アシスト自転車は便利ですが、その重さゆえに駐輪時の安定性が気になることはありませんか?
特に片足スタンドだと、転倒のリスクが高まります。
この記事では、電動アシスト自転車TB1eに両立スタンドを取り付ける方法を詳しく解説します。
DIYでも簡単に取り付けられるますよ。
目 次
重い電動アシスト自転車には片足スタンドは危険なことも
私の乗っているブリジストンのTB1eという電動自転車には、元々、片足スタンドが付いています。
https://www.bscycle.co.jp/items/e-bicycle/tb1e/
これだと駐輪するとき、写真のように斜めに傾いて停めることになります。
重い電動自転車に、重い買い物袋を載せると、ハンドルを切って駐輪する場合、片足スタンドだと重心を失って倒れたりします。
特に、私のように前かごを取り付けている場合、前かごに重いものを載せると本当に倒れやすくなります。
さらに、スーパーマーケットなどの駐輪場に止める場合、片足スタンドだと自然にハンドルを切った状態になります。
そうすると、隣に止めてある自転車の邪魔になったり、自転車を出そうとするとき、出しにくいことがあります。
よし、両足スタンドに替えよう
そこで、片足スタンドを両立スタンドに取り換えることにしました。
買ったのは、このSHOWA Industries社のものです。
この会社は自転車のパーツで定評があるので購入しました。
このスタンドは、次の点が良いと思います。
● 幅広のスタンドで安定感がある
● 駐輪する際、驚くほど軽い力でスタンドを立てられる
● スタンド立てると、ロックが自動的にかかる
● ロックをはずすときは、でっぱりを軽く踏むだけではずれる
取り付けは簡単
これが取扱説明書ですが、取り付け作業はシンプルです。
まず、後輪の黒いキャップをはずします。
これが黒いキャップをはずしたところです。
ボルトとナットが現れます。
ナットを外してから、スタンドのU字型の部分をボルトをくわえる(はさむ)ように取り付けます。
取り付けたら、ナットで締め付けて固定し、黒いキャップを元通りに戻すだけです。
これだけなので、シンプルな作業です。
片足スタンドとは全く違い、下の写真のように駐輪すると直立しています。
駐輪の状態で、前かごに重い荷物を積んでみましたが、どっしりと安定感があります。
この作業で一番の注意点は、写真のように、後ろから見てタイヤが両立スタンドのちょうど真ん中になるようにとりつけることです。
右か左に寄っているときは、両立スタンドの取り付け位置やボルトの締め込みの程度に偏りがないかをチェックして、真ん中になるように調整します。
スタンドが地面に接地する部分に、U字型の金具が溶接されているので、安定が増しています
このように簡単な取り付け作業で、自転車の安全性と取り扱いのし易さを大きく改善できます。
ママチャリでも重いですが、モーターやバッテリーが付いた電動アシスト自転車は更に重いです。
その上、買い物などで重い荷物を載せるとなると、片足スタンドでは安全とは言えません。
両立スタンドへの変更は必須と思いました。
両立スタンドの取り付け自体は非常に簡単であり、多分、一番のハードルは、どの両立スタンドを買うか選択することだと思います。
両立スタンドには様々な種類あります。
27インチ用、26インチ用など、自転車のサイズでも違いますし、ギアが外装式(変速の歯車がむき出しになって後輪に付いている)か内装式(変速機構がむき出しになっておらず、後輪にギザギザ歯車が無い)かでも違います。
両立スタンドを買う場合は、自分の自転車にあったものを選びましょう。
選ぶ自信が無ければ、自転車屋さんに自転車を持って行って相談しましょう。