BESV JR1のアシスト可能な走行距離はどれだけ?

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機材を選ぶ楽しみ

私が乗っているBESV JR1という電動アシスト自転車です。

JR1

マイナーなブランドのせいか、あまりインターネット上に詳しい情報がありません。

今回は、1回の充電でどのくらいの距離を走れるのかについてシェアしたいと思います。

先ずはアシスト関連のスペックから。
補助速度範囲は、以下のようになっています。

0~10km/h は比例補助で、ペダルを踏む力を1とすると、最大で2の力でアシストします。
10km~24km/h は低減補助で、時速10km超でしだいにアシスト力が弱まり、時速24kmに達するとアシスト力はゼロになります。

ですから時速24km以上では通常の自転車と同じで、自力のみでの走行になります。
これは他社のe-bikeと同じで日本の法規に従っています。

モーターはDC36V ブラシレスモーターで、出力 250W(最大定格)です。
ちなみにBESV JR1とよく比較されるYamaha YPJ-ERは、DC36V ブラシレスモーターで出力 240W(最大定格)です。

アシスト機能は「エコ」と「スマート」「パワー」の3モードあります。
この写真のように、モードによってディスプレイの色が変わり、今どのモードで走っているのかすぐ確認できます。

BESV JR1のディスプレイ(アシストモードにより色が変わります)


BESV JR1の一番のウリはスマートモードです。
エコモードとパワーモードの間のパワー出力を、ペダルのトルクに応じて自動調整してくれます。
乗り手のパワーに応じて適切にアシストしてくれ、自然な乗り心地が得られます。

エコモードはアシスト力が弱いので、平地あるいはかなりゆるい坂道にしか使えず、私の場合、ほとんどがスマートモードで走っています。
私は海に近いところに住んでいますが、沿岸部の平地ばかりを走っていると行けるところが限られ、マンネリ化してしまいます。
そのため、どうしても山の方に走りにいくことが多くなります。
坂の斜度が7%位を超えてくると、エコモードではママチャリで無理して登ろうとするのと同じ感覚で大変です。

ちなみにBESV JR1の重量はMサイズの場合16kg Sサイズは15.7kgです。
なお、Yamaha YPJ-ERの場合、Lサイズ19.8kg 、MとSは19.6kgで、BESV JR1より4kg近く重く、この差は大きいと思います。
とはいえ、BESV JR1の16kgはロードバイクの約2台分の重量なので、アシスト力の弱いエコモードでは、ゆるやかな坂以外の坂は登れません。
メーカーのスペックでは、エコモードでは最長138kmとなっていますが、エコモードでは私がよく走るルートにはそもそも登れない坂が多いので、私にとってはあまり参考になりません。

さて、実際にアシスト付きで走ってみた走行距離を紹介したいと思います。
まず平坦基調のルートだとエコモードにしなくとも、スマートモードでも1回の充電で100kmは軽く走れます。

その大きな理由は、私の場合、BESV JR1に乗っている巡航速度はだいたい27km/h前後、すなわち24km/hを超えるのでアシストが使われないからです。

BESV JR1はe-bikeの中では最軽量部類の16kgなので、この速度を維持するのは難しくありません。
自然にペダルを漕いでいると上記のような巡航スピードになります。
ちょっと頑張れば30km/hの巡航もできます。
私はロードバイクを7年ほど乗っていた中高年ですが、ロードバイク乗りとしては中の下くらいの脚力です。
したがって、ほとんど誰でも上記のような巡航速度は出せると思います。
アシストが使われるのは信号待ちでの漕ぎ出しとちょっとしたアップダウンのときだけなので、100km超えのアシストは簡単に達成できるのです。

次にヒルクライムを含むサイクリングの場合の走行距離です。
大体、日本のどこに住んでいても、30kmから40kmも走れば、ルートのどこかしらにそこそこの斜度の坂に出くわすと思います。

私は神奈川県の海に近いところに住んでいますが、家から宮ヶ瀬湖を超え、道志川沿いの青根キャンプ場までだと、片道54kmあります。

スマートモードで走るとこれがアシスト付きで走れる最長距離です。

自宅と宮ヶ瀬湖の標高差は約400mで、累積の標高差で言うとアップダウンが途中にかなりあるので、その倍近い800m位だと思います。

山道に入るとメーターが示すバッテリーの残量がみるみる減っていきます。

アシスト付きで走れる距離は、この垂直方向にどれだけ登るのかに一番影響されるので、バッテリー1本で走れる距離の目安として、累積標高差800mというのを気にして、どこまで走るのかを決めています。

なお、私は体重が77kgあり、もっと軽量の人は、より長い距離をアシスト付きで走れると思います。

自宅から宮ヶ瀬ダムや丹沢湖、箱根など山の方に向かって走ると片道50kmを超えるのでバッテリーがあがってしまい、山中でアシストが切れると重いママチャリでヒルクライムをしているような苦行になってしまいます。

そのため 往復100キロ超えの 場合、スペアのバッテリーをリアバッグに入れてツーリングを楽しんでいます。

バッテリーは比較的コンパクトで、重量は1.45kgなので、それほど大きくないリアバッグにも入りますし、リュックサックに入れて背負ったりするのも大変ではありません。

BESV JR1のスペアバッテリーは39,600円(税込み)で、Yamaha YPJ-ERの場合、スペアバッテリーは76,000円(税込み)と倍近い値段ですので、この点もBESV JR1が気に入っている理由です。

下の左の写真は、ダウンチューブのバッテリーカバーを開いた状態、右の写真はバッテリーを取り外した状態です。

BESV JR1はダウンチューブの中にバッテリーを隠すようになっており、一般的な電動アシスト自転車のようにいかにもバッテリーを付けていますという感じがないのも気にいっています。

左はバッテリーカバーを開けたところ。右はバッテリーを取り外したところ。

今回は、自分のBESV JR1でのバッテリーの保ちについてでした。

こんどはBESV JR1の全体的なインプレションについて書いてみたいと思います。